葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

七咲ファミリーの8月

2010-08-16 21:58:11 | 七咲ファミリー

お暑うございます。

週一更新を目標にしてから数か月。
1週間がこんなに早くすぎるものだとは、生まれてこのかた、想像だにしませんでした!
ってくらい1週間が飛ぶように過ぎて行くのですが
(そして、あああ記事書かなくっちゃ!!って焦るんですが)
これはこれで何と言いますか、怪我の功名と云いますか、
七咲にとっても葉っぱちゃんたちにとっても『忍耐の8月』が、

もう3週目に突入しているではありませんか!

この分だと、夏は早く過ぎ去り、うかうかしていると速攻で秋がきそうな感じですよ?

ブログ時間は、時にものすごく良い効果を生み出すものです。
と悟った、8月後半戦。
早く秋になってくれないと、七咲ファミリーは夏バテの影響が色濃い気がかりな子が
様々なんですよ。(そして七咲は、さめざめなんですよ)



  

大体観葉植物の適温は20~30℃らしいので、真夏はおとなしくなる子が多いのですが、
(我が家の室内の温度計を見ると、暑い時で32℃くらい。2階なのでまだ涼しい方)
これが、大人しく夏の過ぎるのを待っているのか、単に夏バテしているのか

様子を見ていたら手遅れになっちゃった!

ということが何度もあるので、七咲ファミリーにおいては、夏も結構、スリリングな季節です。
(七咲が駄目駄目さんですからね)


そんなファミリーでも夏バテっぽいのが、アジアンタムのター坊。

ター坊の夏は蒸れが大敵なので、思いきって葉を刈り込んで風通しを良くするのですが
今年の夏は、ちょっといけません。いつもご機嫌斜めっぽいです。

思い切りついでに、ハイドロ水耕栽培に切り替えるか悩んでいるのですが、
土の表面にある苔っぽいのが、苔なのかアジアンタムの芽なのか判断がつかなくて、
イマイチ思いきれていません。

そんな七咲の好奇心なんかうっちゃっておいて、早くハイドロに引っ越しさせて!!
って、ター坊には思われているかも知れませんよね。(毎日毎日ター坊を見て悩む七咲)


それよりもまだ心配なのが、パリソタのパリィ。

 

パリィは鉢底潅水仕様の鉢にお引っ越しさせたから、特にこまめに様子を見ていたのですが
新芽が順調に育つものの、去年とは比べ物にならないくらい葉が細く、
加えて樹形も乱れております。(綺麗にふんわりした弧を描かない)
さらに気がかりなのが、葉っぱの先がほぼ全部といっていいほど、茶色く枯れてます。

冬にこの状態なのは慣れているので、「がんばれよ」という所ですが
夏に葉先がここまで枯れることはまずなかったので、
お引っ越しを失敗したか、パリィは鉢底潅水システムに向いてない子だったのか、
どちらにしろ、この先の判断を迫られています。

秋にもう一度植え替えをするかもしれません。
(このまま冬を越すことは考えられませんから、チャンスは休眠前の秋!)


同じく鉢底潅水の鉢にお引っ越ししたブレイニアのブレコは。



このように元気になりました。

植え替えた数日は調子が悪く、そのあとも何度か弱った枝を切り取ったりしていたので、
これはもう覚悟をしたほうが良いかもしれない、とまで思ったのですが、
その後なんとか持ち直し、葉っぱも去年より一回り大きく成長してきました。

下半分に茂っているのは新たに挿し木した枝の密集なのですが、
この挿し木組も無事根を張ったようで、ぐいぐい成長してます。

パリィと違ってこちらは安心してこのままの鉢でいけそうです。
(寒さに弱い子なので冬でも鉢底に水を溜めた状態がどう影響するかの不安はありますが)
その安心感は、やはり、尋常でないほどの根っこの給水力でしょう。

昨日、水位計MAXまで水を溜めたのに、今見たら水位計はMINになっておりました。
(同時に水を入れたパリィは2割減、ってとこなのに)

ぐびぐびと良い飲みっぷりだ

と解釈して、いいんだよな、ブレコ?信じているぞ、ブレコ。


パリィが鉢底潅水の鉢から出て行くなら、代わりにコイツを入れてやるか?
と思う候補はいくらか居るのですが(ガジュマルかアジアンタムか、ブレコのチビたちか)
今、切実にこやつを入れてやりたい!と思っているのが、サンセベリア。
株分けして、コンパクトにした方のサンセベリアを入れたくて仕方ないんです。

いや多肉で乾燥を好む子なので、どう考えても、鉢底潅水には向かない気はするのですが、

どっちにしろ冬は11月から4月まで断水だしな…、とか
潅水期だって、給水は月1回に抑えているし(あまり成長させないために)な…、とか

そんな苦しい言い訳をしてお引っ越しさせたとしても、

それじゃ底面潅水システムぜんっぜん意味ないし!!

という原点に戻ってきてしまって、植え替えを躊躇うサンセベリア2号。

 

成長するのは良いんですが、葉っぱがわかめみたいになっちゃって自立できない状態です。

垂れ下がる葉っぱを円形の支柱で支えていたのですが、無用の長物となってお蔵入り。
今は、リボンで止めてます。まあオシャレ。←自棄
(セリアで、5本入り105円のリボン購入。予想に反して、2本でなんとかなった)

円形の支柱がお蔵入りになったのも、底面潅水鉢に植え替えたいのも
全てはこのサンセベリアが予想外に成長してくれたおかげです。
葉っぱが倒れるくらいなら全然良いんですよ。いや、心情的には全然良くないんですが。

立派になったサンセベリアは鉢ごと倒れます。

この春から、もう4~5回は倒れている。

100均の軽い鉢と、多肉用の軽い土があだとなったのか、少しの弾みでばたばた倒れます。
(さらに鉢の形が尻つぼみ、逆三角形だというのもいただけない)

陛下(サンセベリアの本株)が、どうして焼き物の重たい鉢に植えられているのか
やっと理解できました。
いや、そればかりじゃないとは思いますが。

底面潅水の鉢は、焼き物とまではいかなくてもズッシリ重いので、

ただそれだけの理由(重量感=安定感)で

植えかえようかな、と悩んでいたのですが、…今この記事を書いていて
ハッ!と、気がつく。

底面潅水の鉢が重いんじゃなくて、

水を溜めてるから重いんだよ。

(さらにいうなら、湿潤環境向き植物の為の吸水性のある土だから重いんだよ!)

常に水入り+給水土=サンセベリアには最悪。
水なし+乾燥土=サンセベリアは倒れる。

という図式が、量らずとも成立してしまう!と、たった今、気がついた次第です。


いや、本当、ブログ効果、テ キ メ ン !でした!!



  

もやもやした自分の頭の中を整理するためにも、文章を書くっていうのは
効果あるんですね。

今この記事を書いてなかったら、多分、というか確実に
サンセベリアを抜いて鉢に入れて、乾燥状態の土を配合している時点で

あああ!!

って気づくんだと思うんですよ…。
七咲、考えるよりやってみる、の人なので…(そして大抵失敗する)

やってみないと問題点に気づかないっていうのも、大人としてどうなのよ、と思いますが。

そういうわけで、サンセベリアの問題は振り出しに戻ったわけですが
机上の空論だけで痛手が少なかったので、さほど気落ちはしなかったというか。
倒れない焼き物の鉢を買いに行くかというか。