写真は、きゅうりでもズッキーニでも、ござんせん。
ウチのサンセベリアのハイドロ住居の子に異変があったので
思わず激写しました。
葉っぱから根っこのような突起が出てきました。
気根?葉っぱから気根?!とシゲシゲ見ておりましたが
いやいや見てるばあいじゃないな、と我に返り、
ようやく、長年放置気味だったサンセベリアJr.のお手入れです。
これがハイドロ居住区。
無法地帯とか辺境地帯とか言います。七咲が。
パソコンラックの隙間に空き瓶を置いて
そこにハイドロを詰め、葉っぱを突っ込んだだけの仕様です。
辺境すぎて誰の目にも触れない(七咲然り、旦那様やお客様にも気づかれない)
あの世でもこの世でもない場所、という感じなのですが
Jr.は、しぶとく…、もとい、たくましく!生きておりました。
元々、植木鉢の方の弱ったり折れたりした葉っぱを
捨てるに捨てられず
といういつもの法則に則って空き瓶に挿していただけ!
なのですが(一年に数回、水やりを思い出す)
それだけで、このように切った葉っぱから根っこが出てます。
土挿しに比べると根の成長が遅いですが、
(水もギリギリ忘れない程度にしかあげてないのが理由かも?)
まあ生きてる様なので問題ないでしょう。
(って楽観的でいられるのも元々の鉢植えの方がピンシャンしているお陰です)
この子はどこで切っても、上下を間違えずに挿せば、容易に根が出ます。
1本を8等分すると、それぞれに根が出ます。
もちろん、このように(↓)新芽も出ますので、あっという間に増やせます。
葉っぱから、葉っぱより太い根が出て新芽になる不思議…。
あ、切った所から出る葉っぱは、元の葉のように、黄色の縁取りがありません。
だからちょっと地味な感じになるかもしれませんが
これはこれで、バリエーションが楽しめる、という意味ではお得です!
(賛否両論あるようですが、七咲は賛!)
とは言え、七咲はもうこれ以上殖やしている場合ではないので
そこまで細かく切断してはいけません。
ほぼ、半分に分断。
ついでに垂れてしなしなしている部分は廃棄。(3~4年経ってようやく廃棄…!!)
左が、根っこと新芽の出ている方なので、そのままハイドロへ。
右は半分に切った上の方なので、切り口を乾燥中。
2~3日乾かしてから、空き瓶に戻します。
この気根?の出ている葉っぱも、そのまま挿しておきました。
結構上の位置(ハイドロに埋まる位置どころか、瓶の口よりもまだ上)なので、
いつでもその成長具合を見ることができます。
これがガジュマルとかセロームみたいに、だら~っと伸びてきたら
壮観だろうなあ!
と、勝手に楽しみにしているのですが、どうなるんでしょうか。
(どうともならないほうに3000点)
(さらに倍!)
気根というと、
「水分が不足して、空中の水分までも必要としている状態」
という認識なのですが、つまり七咲的には
「枯渇警報発令!総員戦闘配置!これより空中に打って出る!各個水分確保!」
という認識なのです。
(レッドサイレンアラーム大慌て)
そんな枯渇警報まで発令され、必死の自力救命状態だったJr.に平謝りでの、
手直し作業着手、でした。
→
なげやりな感じの状態から、すっきり生け花風によみがえった状態に
七咲は、それだけでもう十分なんですが
問題の気根(?)をガジュマル並みにだらだら伸ばすとすれば
さらに枯渇させないといけないような気がします。
(枯渇警報最大アラーム)
…それは、ご臨終との隣合わせだしな、というためらいが無きにしも非ず…。
このためらいに打ち勝ってさまざまな試練を乗り越えた時に
珍品コレクションとか珍種コンテストなんかに名乗りを上げられるのだろうなあ。
とか、しげしげ見てたわけですが(冒頭のシゲシゲ部分)
同時に先人の品種改良の苦労なんかにも思いを馳せてみたりして、
いや、馳せてみただけですが
そんなサンセベリアの、こじんまり珍騒動でした。
(いかに普段の生活に変化がないかが伺える、しょっぽい事件ですみませぬ…)