Today is a gift.

昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日はギフト。
That’s why it’s called a present.

日が沈むとき

2006年11月20日 00時10分03秒 | 出来事

昨日、訃報が入った。

自宅の前に以前住んでいた隣人の奥さんが他界されたそうだ。
ご主人は、とても恰幅がよく、親しみのある人だった。
ある会社の社長をされていて、数年前弟に会社を譲り、悠々自適の生活をされていた。
自宅前を駐車場として貸していた関係で、帰宅時によく立ち話をした。
そのご主人も一昨年まえから何度か脳卒中で倒れ、不自由な暮らしをされていたそうだ。
小柄で瀟洒な感じの奥さんが看病をしていたのだが、皮肉にも奥さんのほうが先にガンに倒れてしまった。
63歳と聞いている。 これから人生の晩年を楽しく過ごせる時期だったのにとても残念だと思う。

小雨にもかかわらず葬儀には沢山の人が参列していた。
久しぶりに写真をとおしてお逢いした。 ご冥福を祈った。

人間、大切な人に囲まれて先に行くのか、大切な人を愛おしく看取るのか。
どちらも辛い。
「とにかく精一杯生きていこう。 悔いの無いように。」
このような光景を見るといつもそう思うのだか、すぐに刹那に惑わされる。

そうであれば、やはり自然体で行くしかないのではないか。
自分自身と大切な人のために。 手を取り合って。