ここまで来たら、この二つの寺を観なければと思い立ち、近鉄 西ノ京駅へ
薬師寺は、金堂の左右に三重塔がある世界遺産です。
あいにく、東塔は修復工事が行われていました。
薬師寺は、天武天皇による発願で造営され、おともとは藤原京にあり、移築されたものと聞きました。
講堂において、薬師寺の僧侶の方によるご説明とお説教がありました。
とてもわかり易くユーモアも交えたもので、
檀家を持たない薬師寺再建へのお布施も嫌味なくお願いされました。
ここから引き返し、唐招提寺へ。
鑑真和尚を見ることはできませんが、「天平の甍」の舞台です。
8世紀、苦難の多かった遣唐使とともに6回目の挑戦で、そのとき66歳に御年になられていたそうです。
その時代、伝戒の師として仏教を伝えたいという熱き思いで日本に来れれました。
その意志の強さは凄いとしう表現を通り越し、壮絶と爽快の極みです。