今日は日曜日 あいにくの天気
台風一過といえど、朝から小雨が降り、空はまだまだどんよりと曇っている。
それでも、足を伸ばして山口県の角島へ小旅行へ出かけてみた。
ここを訪れるのは27年ぶりだよ。
角島灯台は、玄界灘から日本海へ抜ける航路を照らしている。
ファインダーから覗く灯台は、逞しい○根のようでちょっとひやっとした。

海沿いには、花畑のガーデンが作られている。
大昔はこんなもんなかったのにな。

それにしても、角島大橋。 ジェットコースターみたいな形状をしてる。
島と本土の浅い瀬にコンクリートをぶちこんで無理やり建てたのだからね。


27年前は、当然大橋は架かっていない。
渡船で渡っていたんだ。 だから海水浴のこの季節でも人は少なかった。
自然がいっぱいでキャンプ場は、さながらサバイバル体験場だった。
この大橋のおかげで地元は観光客が増えたようだし、島も観光地化している。
わがままのようだが、昔のままに価値があったように思える。
反面、上の写真の右手にはこれも大昔からある「西長戸リゾートホテル」がある。
ここにお客を呼ぶことも視野に入っていたのだろうか。
確かに客は増え、若者も一度は訪れてみたい場所になっている。
しかし、このへんは砂洲状になっていて右からの波と左からの波で流れが変わる。
昔、海水浴で溺れそうになったところだ。
その時、必死で人命救助したことを思い出した。 岸まで泳ぎ着くのにどのくらいの時間が経ったのか覚えていないほど泳ぎ続けていたっけ。
相手はとても綺麗な女性だったんだけど、必死なばかり肌の感触まで覚えていない。 まとわりつく女性を沈めたり、鎮めたり。 腰や胸に手を回したり、最後は沈めて首に手を回して横泳ぎしたことだけを覚えている。
台風一過の後だけに今日の波は荒い。
岩礁にうちつける波は強烈なパワーを出している。
波乗りでもこのパワーの波はメイクするのに骨が折れる。

ところで、下関からここまでの道筋にあった四方を小山に囲まれたのんびりした田園の中の四つ角交差点で撮った写真。
その一枚を紹介しよう。
山に霞がかかり野は広々としている。 小雨模様が映える風景だった。

ほんと小旅行とはいいものである。
身近なところを気持ちを持ってカメラを構えてみると、素敵な一面が垣間見れる。
「いいなあ」と思ったら、どこであろうとそれだけで価値があるのかもしれない。