只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

早朝はどんよりした天気ですが、昼から山での作業です

2016-01-30 08:26:40 | 日記
私(思考)は、とにかく「仲良くしよう」と考え、平和を望みます。
多くの方がこの様に思いますが、
しかしこれが「問題」を創りだすもともとの「原因」なんです。

それは「仲良くしよう」の奥には
「仲良くない」があるのです。
なぜなら仲が良いなら「仲良くしよう」はでて来ないのです。
「仲が悪い」から「仲良くしよう」がでてくるのです。

給料が少ないという不満も「給料が多ければいい」が
あるからでてくるのです。
逆に「給料が多ければいい」が無ければ、給料が少ないという不満もありません。

仲良しグループは時として犯罪に走る場合もあります。
ですから仲良しグループは不良グループでもあるのです。
このようにすべて関連するのです。

『じゃ、どうすればいいのだ』と言われると“諦めればいい”のですね。
ここでいう“諦め”とはすべての事を『どうのこうのしない』ということです。
仲良くしないということではなく、そのまんまということです。

比較がでて来なければ、ある大会社に勤めている方は給料が100万円、
私が手取り18万円でお終いなのです。
ですから私(思考)が入らなければ比較もでてきません。

こうして見ると過去、比較、分別、認識が苦悩を創っているのですね。
「仲良くしよう」は身体がある限り,頭の中は「仲良くしよう」です。
頭の中に「仲が悪い」があるからです。

今には「仲良くしようとか、仲が悪い」は無く、無思考であるがままです。
お風呂に気持ちよく浸かっていて絶対に
誰も『あ~、お風呂に入りたい』とは言いません。(笑)

とにかく私(思考)が出てこなければ
今この瞬間”にいるのですね。


只の道…淡々と歩く

心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

・・・かたっぽはもう絵に描いた餅、今は現実だから。
できっこないの。…前回

    『でも知性は愚かにも間違いを起こす。事実と間違いの観念の世界の、
     境というかくぎりというか外債というか、
                  これが明確になったときが悟り
。』

いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
知能は幻想で物事を判断する癖があるのです。

繰り返し述べていますが『思考する癖』ですね。
別にそれが悪いとか善いとかではなく
それは『幻想』だということです。

ですがほとんどの方が、それを事実として捉えているということです。
『幻想』を事実と捉えると、結果は間違いなく苦悩に繋がるということです。
『幻想』と“事実”をきっぱりと見極めることは
まったく苦悩には繋がらないということです。

さぁ、今日もトータル10分間でも“実践”です。


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