冬休みにおすすめ5

2021-12-30 10:30:00 | うんちく・小ネタ
「先生、何かタンゴを弾きたいんです。」というなんとも少し曖昧なリクエストをして来たとある生徒さんにおすすめしたのがこの曲集。レオナルド・ブラーボさんの編曲による「タンゴ名曲集」/現代ギター社です。アストル・ピアソラの「チキリン・デ・バチン」からスタートしてその方は去年の発表会ではカルロス・ガルデルの「想いの届く日」を披露してくれました。冒頭のエル・チョクロ(アンヘル・ビジョルド)などは初級用と後半に中級者用と2つの編曲が収められていることからも分かるように、まさに教室での使用も想定してレベルの幅が考慮されていているのが嬉しいですね。同じくガルデルの「ポル・ウナ・カベサ」(首の差で)や、フランシスコ・カナロの「ティエンポス・ビエホス」(古き時代)あたりもいいですね。ピアソラならば「アディオス・ノニーノ」や「ブエノスアイレス午前零時」にじっくり取り組むのもいいですし、最後には名曲「オブリビオン」(忘却)の二重奏版も有りますのでご家族や友人とで楽しむのもいいのではないでしょうか?因みに前出の生徒さんは只今イサーク・アルベニスの「タンゴ」を楽しんで(苦しみながら)?います。頑張れ!

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