8日のパヴェル・シュタイドルに行って来た。
自分が今回一番感心したのは以外にも、ドメニコーニの「ジミ・ヘンドリックス讃歌」だった。
ジミ・ヘンを良く知っている人にはそう感じないのかも知れないが、
こういった現代的な響きの作品をきいて「良いな...」と感じたのは今回初めてだったかも知れない。
氏の演奏は何を弾いてもとにかく「非常に」「表情豊か」なのだ。
一音一音が生き生きとしている。
また、演奏中の顔の表情の方も豊かだ。
パガニーニの時にはさすがにおかしくなって笑いそうになった。
ギターがしゃべっていいるのか、氏が歌っているのか...。
シュタイドルの演奏は囲炉裏でほっこりと赤くなる炭火のようだ。 暖炉で炎を上げて燃え上がる薪でなく...。
決して荒々しい表情ををする事なく、しかし内面では魂が真っ赤に燃えている...。
そういった演奏が聴いている自分の体を芯から暖めてくれる。これが実に気持ちの良い暖かさなのだ。
今日は暖かくなりそうだ。
油断していたら花粉症の症状が2、3日前からひどい。
今日も沢山飛びそうだ。
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