日常生活

30代夫婦の日常生活

人間想像ないし人間妄想だろうによ

2009年06月24日 15時47分38秒 | 夫log
一時期、blog等を見ていると、趣味は人間観察とか書いている人、特に若い女性が結構いた。しかし、最近は下火になっているようでかなり好ましい傾向だ。人間観察なんて書いてしまうのはしょせんスイーツ的気の迷いだし、多くの人が「そりゃヤベえな」という意見を持っているようなのでほっておいても良いのだが、今日はなんとなく気分が反社会的で攻撃的なので、書く。

まず、趣味に人間観察とか書くのは直観的にヤバい。こういう感想を持つのは僕だけではないだろう。

具体的に、人間観察と書いている人の多くは観察していない。一番多いのが観察せずに想像しているだけという例だ。たとえば、おしえてgooの「人間観察とは一体どんなことをするのですか?」 を見ると、多くは観察といいながら観察もそこそこに想像している。つまり、観察というのは虚偽だ。よって、人間想像ないしは人間妄想というべきなのだが、ついつい想像よりもレベルが上っぽく聞こえる観察を使ってしまうようだ。つまり虚栄心だ。他にも、電車内で他人の会話を聞いて人間観察をしたというようなblogを見たりすることもあるのだが、端的に「盗み聞き」と言わないのはなぜだろうか。

さらに、その想像の内容を見ても、レベルが低い。人間観察が趣味という人の観察能力というのは、おしゃれだとかカップルだとか、誰でもわかるどうでもよい情報から、合理的根拠に欠けた推論を行うだけである。この点でも観察とは呼べない。それで人間観察と呼ぶのであれば、中学生が服の上からおっぱいを想像する行為も観察である。靴にチョークが付いているとかそういう点を観察して推論を進めるべきだ。

というわけで、ロクに観察していないのなら、無理に趣味は人間観察と言わず、たとえば「ぼーっとすること」とでも言う方が好感が持てる。実際、最近はそういう人が増えてきているようで(類義語の「ゆっくりすること」を含む)非常に良い傾向だ。

結論としては、人間観察が趣味という人は、趣味は映画とカフェ巡りと言いながら、映画ではむしろポテトフライを食べる方に熱心であり、カフェでは一瞬にして飲み終わって帰ろうとするうちの妻ぐらいの虚偽申告をしている可能性があるので、正しく人間想像ないしは人間妄想が趣味というべきだ。 人間妄想が趣味の人とは、僕はすごく仲良くなれると思う。

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