国立国会図書館は日曜は休み

学会で東京に来て、ついでに国立国会図書館で必要な資料のコピーを依頼しようと思っていたのだが、国立国会図書館は日曜は休みという基本的な事実を忘れていた。こんなことなら火曜日まで東京にいるような日程にすればよかった。それでも仕事はしなければならないので、来週の月曜もう一度東京に来る手配をしたのだが、それで3週連続東京に出張というようなわけのわからないことになっている。まぁ平日出張なので往復ホテル込で24000円程度なのが救いだ。


土曜日は学会の懇親会が終わった後、二次会に向かっていたのだが、元同僚氏と二人で集団からはぐれてしまい、しかも誰の電話番号も知らないので仕方なく二人で山陰居酒屋かばで酒を飲むというわけのわからないことをした。もう一人先輩に連絡が取れたので3人になったが寂しい会だった。それで友達が増えるように頑張ろうというのを2014年の目標としたい。なにしろ携帯の電話帳がスカスカすぎるのでそこから充実を目指そう。

香港マカオ

家族旅行で香港とマカオに行く予定を立てている。うちは夫婦で同じ会社で、しかも年に一回6連休が取れるということになっている。その休みを利用してマカオに行くのだ。これは急に決まったことでpeachで松山大阪1980円、大阪香港5980円のフェアをやっていたのでそれで香港マカオに行こうということになったのだ。とはいえ5980円の席は取れず、運賃は結局は総計で10万円ぐらいはかかることになった。家族4人だとこれぐらいはどうしようもない。

それでしかし実は当初は香港マカオに行く予定ではなく、タイに行くつもりだったのだ。成田＝バンコクがアジアアトランティックエアライン(HISの子会社)でサーチャージ込み往復20000円ということだったので、成田までJETSTARで行って、タイで豪遊して帰ろうかと思っていた。ところが妻がタイまで7時間かかるというのを渋りだし(子連れで7時間は確かに厳しい)、結局大阪から4時間の香港ということになった。政情不安とかうちはあまり気にしないのだが、それでもタイで夜間外出禁止令とか出たと聞くとちょっとめんどくさそうと思うので（こういうときに夜の空港まで移動手段はあるのだろうか？）、結果としては良かったのかもしれない。

ところが悪い点もあって、マカオも香港もタイに比べれば圧倒的にホテルが高い。一泊2万とかどうなのよと。それでといあえずここ数日ホテル探しを続けている。いまのところホリデイインとかかなぁ。

もう何もしない

面白いのはタイトルだけの報告を終わって帰ってきた。もう皆さんに無駄な時間を過ごさせただけだ。今後は皆さんをお付き合いさせるのは気の毒なのでポスターだけにしよう。

それで僕は失意のうちに帰ってきてラウンジでビールとか飲んでるのだが、あまりの失意に現在６杯目だ。それでやっぱり下を見て元気を出すしかない。というわけで、ラウンジでスポニチのASKA逮捕の記事を読み、こんな僕でもASKAよりマシと思って元気を出すことにした。なにしろASKAはクスリ、女、暴力団のトリプルコンボだ。それよりマシだ。ちなみに記事を見て思い出したのだが、押尾学よりもマシだ。つまり僕より不幸な人間は最低２人はいる。

一方、学会で勇気づけられるトピックはあまりないのだが、唯一あるのは後輩の報告だ。後輩が発表していた時、僕の隣のおじいさんが顔を真っ赤にして怒っていて、小声で「それは違う」とかいろいろ言っていてこのままだと殴りかかりかねないなと思ったのを見たのを思い出した。僕は呆れられたかもしれないが、殴られはしないのでまだマシだと思った。それで僕はゆるいトピックを研究しているからよいではないかと思った。ちなみにそのおじいさんは怒りすぎて、最後になぜか寝始めた。

昨年以来のカラやる気ももう終わりだ。今後はもう9月までは研究しない。これからは毎日藤田まことの剣客商売でも見て過ごす。僕はもう何もしないぞ。

Wヒロイン

遅ればせながら娘とアナと雪の女王を見に行った。松たか子の歌とか映像美とかよかったのでその意味では面白かった。しかし、ちょっと自分の中で盛り上がりに欠けるところもあった。

アナと雪の女王だが、同じくWヒロインものであるガラスの仮面でたとえると、陽のヒロインであるところのアナが北島マヤ、陰のヒロインであるところの雪の女王エルサが姫川亜弓、クリストフが紫の薔薇の人(育った境遇が特殊というのも共通)、雪だるまが桜小路君という立ち位置の映画だ。

それでWヒロイン物だとやっぱり陰のヒロインが好い。陽のヒロインはちょっとバカで、陰のヒロインの方が高嶺の花的な立場なのだが、皆から愛されるのもモテるのも陽のヒロインという時点でまず理不尽ではないか。僕はその不正義が許せない。そのうえ、陰のヒロインは完璧なのに何らかの闇部分を持っており、強さとともにポッキリと折れてしまいそうな繊細さがあり、陽のヒロインに対しての嫉妬とそれを抑え込もうとする理性の中での葛藤がある。これが良い。ちなみにこの陰のヒロイン像のほとんどはガラスの仮面からきているが、みゆきなどの要素が無いわけではない。

しかしそうして考えると、エルサは心の闇はあるのだが最初から最後まで結構強い。この辺がアメリカ人で結構簡単にポジティブになってしまう。もう少し陽のヒロインに対する劣等感的なものがほしい。それでちょっと日本人と感性が違うよなぁと思うと、日本人とは付き合ってもうまくいかないので息子の嫁にはチョットとか思ってイマイチ自分の中での盛り上がりに欠けた。

残念

とりあえずペーパーは提出したのだがあまりの残念さにどうしようもない。まず締め切りが守れないのがよくないのだがクオリティはびっくりするほどひどいので、まぁ仕方ないとしか言いようがない。馬鹿だアホだと罵られるのも給料の一部としかいいようがない。話としては簡単でそりゃ選挙で誰選ぶかしか関心のない人は選挙の時しか政治のこと考えないでしょという内容を手を変え品を変え言ってるだけ。ひどいもんだが仕方ない。

もう一人の報告者の人がすごいので丸投げだ。しかし僕は日本語だという点で勝っている。おそらくそれだけは褒められるに違いない。

それであまりに嫌になって、昼間からビールを飲んでやった。なにしろゴールデンウィークとか無かったし。東京に家族で行ったけど僕だけ家族の思い出無いし。とりあえず今日は酒飲んで涙に暮れて明日から仕事しよう。これから徒歩で温泉に行ってやろうと思っている。

それでもうやめようと、学会報告とかもうあと3年ぐらいしなくていいや。でも何もしないのもあれなのでポスターでもしよう。そうしよう。