
『三日天下(みっかてんか・みっかでんか)』

明智光秀が天下を取った期間が短かったことを指して言う。転じて、極めて短い間しか権力や地位を保てないこと。

類:●三日大名●百日天下

故事:明智光秀は、織田信長を倒してから僅(わず)か13日で豊臣秀吉に倒された。

参考:「三日」というのは僅(わず)かの間という意味。

<松下幸之助一日一話> PHP研究所編

70点以上の人間に
完全無欠な人間などあり得ないと思う。だから、お互い人間として、一つのことに成功することもあろうし、ときにはあやまちもあるだろう。それは人間としてやむを得ないというか、いわば当たり前の姿だと思う。しかしあやまちと正しいこととを通算して、正しいことのほうが多くなるような働きなり生活を持たなければ、やはり人間として、望ましい姿とは言えないのではなかろうか。かりに自分を点数で表わすとどうなるだろう。30点のマイナス面はあるが、少なくともプラスの面が70点ある、というようなところまでには到達するようお互いに努力したいものである。