昨日に比べプラス3度、気温2℃晴れの朝です。チャリ道中にある川には鴨がゆったり気持ち良さそうに泳いでいました。川沿いのサイクリングロードにはジョギングやマラソンをしているランナーが日増しに増殖中です。健康志向の高まりでなどなど思い思いに日々鍛錬されています。何はともあれ「身体が資本」自己管理が大切ですチャリ通DATA:26.6㌔・1時間24分・時速18.8㌔
2月21日(友引)
秀吉とねねの寺で有名な高台寺では冬の夜の茶会「夜咄(よばなし)」があります。冬空の下ライトアップされた庭園を眺めながら聞く「夜咄」は風流で趣深いものでしょう。岡崎公園・平安神宮門前では京の名産品が集まる朝市が今日と明日行われます。朝から夜まで京都を散策、満喫されてはいかがですか。
秀吉とねねの寺で有名な高台寺では冬の夜の茶会「夜咄(よばなし)」があります。冬空の下ライトアップされた庭園を眺めながら聞く「夜咄」は風流で趣深いものでしょう。岡崎公園・平安神宮門前では京の名産品が集まる朝市が今日と明日行われます。朝から夜まで京都を散策、満喫されてはいかがですか。
自由人・夏目漱石
1911年2月21日、夏目漱石は博士号授与の通知を辞退したが、文部省は了承せず、物別れに終わった。これは漱石の気骨を示す有名なエピソード。漱石は権威、権力、金力といったものは大嫌いな自由人で、叙勲はもちろん、お金にも縁がなく、一生借家で過ごした。そんな彼は小さいころから「変人」扱いされてきたが、そもそも筆名からして負け惜しみの強い頑固者を表す故事「枕流漱石」に由来している。文壇と交わることもなく、内閣総理大臣・西園寺公望が自邸で催した文士の会の招待でさえ2度も断っている。この会へは、森鴎外、幸田露伴、泉鏡花、国木田独歩、島崎藤村、田山花袋らが出席。欠席したのは漱石のほか坪内逍遥、二葉亭四迷くらいだった。同じ非(反)自然主義の文豪でも、胸いっぱいに勲章をつけて肖像写真を撮っている鴎外とは好対照だ。
1911年2月21日、夏目漱石は博士号授与の通知を辞退したが、文部省は了承せず、物別れに終わった。これは漱石の気骨を示す有名なエピソード。漱石は権威、権力、金力といったものは大嫌いな自由人で、叙勲はもちろん、お金にも縁がなく、一生借家で過ごした。そんな彼は小さいころから「変人」扱いされてきたが、そもそも筆名からして負け惜しみの強い頑固者を表す故事「枕流漱石」に由来している。文壇と交わることもなく、内閣総理大臣・西園寺公望が自邸で催した文士の会の招待でさえ2度も断っている。この会へは、森鴎外、幸田露伴、泉鏡花、国木田独歩、島崎藤村、田山花袋らが出席。欠席したのは漱石のほか坪内逍遥、二葉亭四迷くらいだった。同じ非(反)自然主義の文豪でも、胸いっぱいに勲章をつけて肖像写真を撮っている鴎外とは好対照だ。
『木乃伊(みいら)取(と)りが木乃伊になる』
ミイラを取りに行った人が、熱帯であるため乾燥して、うっかりすると自分までもミイラになってしまうというところから、人を連れ戻すために出掛けた者が、役目を果たさず、自分も先方に留まってしまうこと。また、意見しようとした者が、話しているうちに先方と同じ考えになってしまうこと。類:●人捕る亀が人に捕られる●捕まえに出た者が捕まえられる★何日も遊郭に泊まっている人を連れ戻しに行った者が一緒になって遊んでしまう、という状況を表わすものとして流行したという。★木乃伊は、江戸時代初期から、万能薬として輸入されていた。日本語の「ミイラ」は、オランダ語の「モミイ=瀝青」を語源とし、たまたま、香辛料である「没薬(ミルラ)」と発音が似ていたため混同して用いられたとする。 ★「木乃伊」の字は、中国語(ムナーイー)を借用したもの。
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
人事を尽して天命を待つ
「人事を尽して天命を待つ」ということわざがある。これは全く至言で、私はいまも自分に時どきその言葉を言い聞かせている。日常いろいろめんどうな問題が起きる。だから迷いも起きるし、悲観もする。仕事にも力が入らないことがある。これは人間である以上避けられない。しかしそのとき私は、自分は是と信じてやっているのだから、あとは天命を待とう、成果は人に決めてもらおう……こういう考え方でやっている。小さな人間の知恵でいくら考えてみても、どうにもならぬ問題がたくさんありすぎる。だから迷うのは当たり前である。そこに私は一つの諦観が必要だと思うのである。
ミイラを取りに行った人が、熱帯であるため乾燥して、うっかりすると自分までもミイラになってしまうというところから、人を連れ戻すために出掛けた者が、役目を果たさず、自分も先方に留まってしまうこと。また、意見しようとした者が、話しているうちに先方と同じ考えになってしまうこと。類:●人捕る亀が人に捕られる●捕まえに出た者が捕まえられる★何日も遊郭に泊まっている人を連れ戻しに行った者が一緒になって遊んでしまう、という状況を表わすものとして流行したという。★木乃伊は、江戸時代初期から、万能薬として輸入されていた。日本語の「ミイラ」は、オランダ語の「モミイ=瀝青」を語源とし、たまたま、香辛料である「没薬(ミルラ)」と発音が似ていたため混同して用いられたとする。 ★「木乃伊」の字は、中国語(ムナーイー)を借用したもの。
<松下幸之助一日一話> PHP研究所編
人事を尽して天命を待つ
「人事を尽して天命を待つ」ということわざがある。これは全く至言で、私はいまも自分に時どきその言葉を言い聞かせている。日常いろいろめんどうな問題が起きる。だから迷いも起きるし、悲観もする。仕事にも力が入らないことがある。これは人間である以上避けられない。しかしそのとき私は、自分は是と信じてやっているのだから、あとは天命を待とう、成果は人に決めてもらおう……こういう考え方でやっている。小さな人間の知恵でいくら考えてみても、どうにもならぬ問題がたくさんありすぎる。だから迷うのは当たり前である。そこに私は一つの諦観が必要だと思うのである。