遠距離ボーイズラブ ><

アメリカ・日本の遠距離恋愛、マイペースな彼『クリス』と、超ネガティブな『自分』に起こったこと。

あさって会えるかは、明日、話す

2016年05月26日 07時00分00秒 | 日記(ポジティブ)
昼間、電話でクリスは忙しいと言っていた。
クリスの売り専のホームページには「要問合せ」となっていたので、
売り専の仕事が入り忙しかったんだろうな~と思い、
夜、仕事が終わり、クリスにメッセを送った。


 僕 :お疲れ~

クリス:ありがとう

 僕 :今は家?

クリス:電車

 僕 :帰るところ?


クリスは向かってますというザックーのスタンプを送ってきた。
そして、


クリス:うん

 僕 :今日も仕事だったの?

クリス:仕事じゃない~

 僕 :そかそか
    友達と遊んだの?

クリス:違う
    1人
    事務所行ったけど、今日は休み

 僕 :ふーん
    そかそか
    あとで話せる?


すると、クリスはザックーのスタンプを送ってきた。   


 僕 :かわいいね(笑)
    で、あとで話せる??


クリスはまた同じスタンプを送ってきたのでした。


 僕 :・・

クリス:(笑)
    はいはい
    いいよ

 僕 :話せるようになったら教えて


クリスはまた同じスタンプを送ってきたのでした。


クリス:オッケー
    (笑)


2時間後の夜11時、
クリスからメッセが来る気配が一向になかったので、
クリスにメッセを送った。


 僕 :ク~リ~ススス~♪


すると、クリスから電話がかかってきたのでした。
そして、話をしたのでした。



 僕 :もしもし

クリス:もしもし

 僕 :今は家?

クリス:ううん、うん、家

 僕 :そっか、今日は何したの?

クリス:何もしてない

 僕 :さっきまで出掛けてたでしょ?

クリス:うん、でも、何もしてない?

 僕 :でも、今日、昼、電話した時、
    忙しかったんでしょ?

クリス:うん

 僕 :へ~。怪しい。

クリス:梅田に行って、1人で過ごした。

 僕 :そうなんだ。仕事はしたの?

クリス:事務所に行ったけど、
    今日は休みだったから何もしてない。

 僕 :そかそか。
    そういえば、クリス、
    アメリカの仕事は休んで大丈夫だったの?

クリス:うん

 僕 :急にどうしちゃったの?大丈夫?

クリス:うん


クリスはアメリカでの生活が嫌になったのと、
日本での生活の居心地の良さを実感して、
アメリカに行くのが嫌になっちゃんだんだろうな~
っと思うのでした。


クリス:エイチのことを思って、
    日本にいる時間を延長した。

 僕 :そうなの?じゃあ、近いうちに会えるの?

クリス:難しいかな。

 僕 :クリスの嘘つき~。
    僕の為じゃないじゃん。

クリス:家族が一緒にいろんな場所に行きたいって言うから、
    あと、長く過ごしたいって言うから。

 僕 :そかそか、そういえば、クリス、ひど~い
    朝からメッセ送ってるのに、全然返信くれなくて・・・。

クリス:え、そうだっけ?
    あ~。明日はボディーガードの仕事があるから会えないよ。
    エイチは明日、会えない?ってメッセ送ってきたでしょ?

 僕 :ちゃんとメッセ見てくれてないんだ~。ひど~い。
    明日じゃなくて、あさってだよ。ちゃんと見てみて。

クリス:メッセをチェックしてみる。

 僕 :うん。どうだった?

クリス:明日(笑)

 僕 :え、本当に??

クリス:ウソウソ、あさってになってた。

 僕 :でしょ?

クリス:エイチ、どうしてもっと早く
    あさって会えることを伝えてくれなかったの?

 僕 :クリスがアメリカに戻らないって決めたのは急だったじゃん。
    しかも、最初はフランスに行く予定だったでしょ。
    だからじゃん。

クリス:分かってる分かってる、全部ジョークジョーク。

 僕 :ふ~ん

クリス:ハハハ(笑)
    でも、この日、エイチは仕事でしょ?

 僕 :休みだよ。でも、予定があるから、夕方からしか会えないよ。

クリス:そうなんだ?何するの?

 僕 :いろいろ

クリス:へ~、怪しい

 僕 :クリスに怪しいって言われたくないな~(笑)
    クリスの方が怪しいことばっかしてるじゃん(笑)
    病院に行くよ。

クリス:大丈夫?

 僕 :うん。

クリス:何しに行くの?

 僕 :前の病気が順調に回復してるか、チェックしに行くよ。
    ところで、あさっては夕方から会えるの?

クリス:分からない。明日、話す。

 僕 :なんで今じゃなくて、明日なの?

クリス:今、眠たい。銭湯に行って、
    頭はオフモードになってるよ。

 僕 :分かった。できれば、クリスに会いたいよ。
    あさっては会えそうなの?

クリス:親に聞いてみて、明日、電話するよ。OK?

 僕 :OK。じゃあ、明日ね!おやすみ

クリス:じゃあね


こうして会話は終わったのでした。
相変わらず、適当なクリス。
言ってることがウソっぽく、
僕に会う気はないと気付いているのでした。
でも、僕はクリスに会いたい・・・。
どこかでクリスに会えるかも
と期待をしているのでした。

クリスと3カ月半振りの再会

2016年04月28日 20時00分00秒 | 日記(ポジティブ)
クリスと会う当日、
僕は仕事前にクリスにメッセを送った。


 僕 :おはよー


昼休みになり、携帯を見たがクリスからの返信は来ていなかった。
そして再び、メッセを送った。


 僕 :今日、新幹線に乗っていくから、
    21:37に難波に着く予定だよ~。
    この時間は会えるよね??


結局、クリスからの返信を確認できないまま
お昼休みは終わった。
仕事終わり後、メッセを見ると、
僕がお昼、メッセを送ってから30分後に、
クリスから返信が届いていた。


クリス:何?会える?え~
    (笑)
    はいはい、大丈夫


僕は仕事が終え、急いで
電車へ飛び乗り、そしてクリスへメッセを送った。


 僕 :今、仕事終わったよ~
    難波のどこで待ち合わせする?

クリス:お疲れ様

 僕 :ありがとう
    21時34分に御堂筋線で難波に着くよ。
    どこで待ち合わせする?

クリス:道頓堀

 僕 :グリコの看板の前?

クリス:うん

 僕 :今、新大阪から御堂筋線に乗ったよ~

クリス:オッケー
    今は班長を待っとく
    ちょっと遅れ~

 僕 :えー
    クリスがいる所に行く
    何分くらい遅れるの?

クリス:5分

 僕 :早く来てね


15分後の21:39、クリスからメッセが届いた。


クリス:着いてから、連絡して

 僕 :今、なんばだよ

クリス:オッケー

 僕 :hipsにいる
    道頓堀に着いた?

クリス:あと1分


2分後


 僕 :僕はもう着いてるよ

クリス:見てない(姿が見えない)


そして、電話し、やっとの思いで、
3カ月ぶりの再会を果たしたのでした。
しかし、今回もクリスは少し遅刻。
その理由は、難波で班長を待ってるから
という意味不明な理由なのでした。

僕はクリスにしでも早く会いたいと思い、
電車に飛び乗り、
かつ、少しでも早くと思い、
高いお金を出して新幹線を使ってきたのに・・。
怒りたい気持ちは山々でしたが、
今回は怒らずに、ガマンすることにした。


待ち合わせ場所に来たクリスは
ホストみたいなファッションの服を着ていた。
僕はクリスが遅刻してきたことに対し、
やや不満ながらも、一緒に写真を撮り、
その後、道頓堀界隈を歩きながらいろんな話をした。

僕がソウルに行ったとき、
クリスは僕が白人の友達とあってたことを知り、
とても不快だということを伝えられた。
特に、僕とその友達が行った場所がデートスポットだったから
更に不快に感じたようなのでした。
僕もクリスがアイルランドに行ったときに、
アジア人の男性と仲良しの写真を撮ってたことが不快だと伝えた。
クリスは、高校の時の友達と言っていた。
本当かどうか怪しいけど・・。


クリス:エイチ、伝えておきたいことがあるんだ。

 僕 :何?悪いこと?

クリス:ではないけど、俺の将来のこと

 僕 :うん、なに?

クリス:俺は将来、結婚して、家族を持ちたいと思ってる。だから、エイチとずっと一緒にはいられない。

 僕 :なんだ~、そんなこと。僕もクリスと一緒だよ。
    将来は結婚して、子供が欲しいよ。
    じゃあ、僕たち、一緒だね。
    もう、付き合ってる女の人とかいるの?

クリス:まだ。でも、会社の先輩が紹介してくれるって言ってるから、
    近いうちに会う。

 僕 :そうなんだ。

クリス:それで、25か26くらいには結婚したいと思ってる。

 僕 :そうなんだね。
    じゃあ、僕たちが会うのは今日が最後?

クリス:違う。

 僕 :OK。そういえばクリス、おととい、
    日帰りで横浜に行って仕事したんだよね。

クリス:うん

 僕 :どうして急な予定は入れることができるのに、
    僕とディズニーランドに行くって予定は
    前もって入れられないの?

クリス:横浜での仕事はたったの4時間だけ。
    でも、エイチとディズニーランドに行くには
    泊まりで行かなきゃいけないから、長い時間が必要でしょ?

 僕 :うん

クリス:それに、仕事プライベートのスケジュールは別だよ。
    エイチと会うときは、プライベートのスケジュール。

 僕 :そっか。昔みたいに、5日間くらい一緒に過ごせたらいいのにね。
    懐かしいな~。

クリス:エイチ、俺達が会ってるときでも、
    今と昔では雰囲気が全然ちがうでしょ?
    アメリカでの生活は俺の幸せを奪って、
    俺はこんな風になっちゃったよ。
    それに、今、仕事を解雇されるかもしれないから、
    そのことがストレスになってるよ。
    それに加え、エイチは会いたい会いたいと言って喧嘩になるし。
    家族も会いたい会いたい言ってくるし、すごくストレスフルだよ。

 僕 :そっか、仕事、解雇されるかもしれないの??

クリス:うん

 僕 :だって、クリス、正社員なんじゃないの?

クリス:アメリカの会社は日本とは違うよ。
    契約に雇用内容は含まれるけど、雇用期間は含まれてないよ。

 僕 :そうなんだ。
    ドバイで仕事するって話はどうなったの?

クリス:危険だからやめた
    エジプトでテロもあったし。

 僕 :そうだね。日本で仕事すればいいじゃん。

クリス:3月に面接を受ける。
    VISAが欲しい。俺の優先は、ビザを取ることだよ。
    だから、家族に協力してもらってる。

 僕 :そうなんだね。
    クリス、僕にできることがあれば、何でも言って。
    クリスの為なら、協力するよ。

クリス:でも、エイチにVISAのことを頼んでも、
    何にもならないから大丈夫

 僕 :でも、前、一緒に入管に行ったりしたじゃん。

クリス:エイチが一緒にいてくれても進展ないし、
    今は家族がサポートしてくれるから。

 僕 :じゃあ、家族がサポートしてくれて、
    クリスのビザ取得の進展はあったの?

クリス:ない

 僕 :じゃあ一緒じゃん。僕、クリスを助けたいよ。
    楽しいことだけじゃなく、辛いこともシェアしたいよ。
    だから、僕にできることがあれば、何でも言って!


そして、僕たちは心斎橋から御堂筋線に乗り、梅田へ向かった。

アプリは使わない

2016年04月24日 09時17分38秒 | 日記(ポジティブ)
前回のチャットから3日間、
何もメッセを送っていない状態が続いていた。
僕は、来週、クリスに会えるのか
どうかが気になったので、メッセを送った。


 僕 :クリス、今、忙しいよね?

クリス:もう少しで寝る。
    なんで?

 僕 :大阪のことで、話したくて

クリス:あ~

 僕 :今、ダメ?

クリス:メッセージで

 僕 :クリス、今度は会えるよね??

クリス:うん
    とりあえず12日は大丈夫
    でも

 僕 :12日の夜、
    仕事が終わったあと、大阪に行くね。
    でも?

クリス:一緒に泊まれるかどうか知らない、まだ

 僕 :えー

クリス:とりあえず、休みはいつ?

 僕 :13日だよ

クリス:あら、エイチの考え分かる

 僕 :12日泊まれないなら、
    会える時間は1時間くらいしかないよ

クリス:そしたら、13日はオッケー
    夜けど予定があり

 僕 :予定は13日の何時くらいから?

クリス:夕方かな

 僕 :そっか

クリス:まだ時間が分かりません

 僕 :できれば12日の夜から会いたいよ
    前回、3か月前に会ったときも、
    夕方から朝までしか一緒に過ごせなかったから
    今回は夜から夕方まで過ごしたいよ

クリス:そっかそっか

 僕 :クリスと毎月会えるなら、短くてもいいけど
    最近は3ヵ月に1回しか会えないから

クリス:本当に今、来週のスケジュールが分からない、
    今週はめちゃ大変から
    あんまり来週の事が考えてなかった

 僕 :そかそか
    取りあえずは、13日、会おうね

クリス:オッケー

 僕 :(*^^*)
    12日の夜も会えるなら、教えてね。

クリス:うん

 僕 :今、上海にいるよ

クリス:はい、分かってるよ

 僕 :昨日、カニ食べた(笑)

クリス:うん

 僕 :中国では、Facebookが使えなくてビックリした。

クリス:うん

 僕 :クリス、ちょっとだけ声聞きたいよ

クリス:ゲイ出会いアプリも使えないのは良かったね
    安心

 僕 :クリス、僕のこと信じてないんだ~
    ひど~い
    クリス、僕がゲイ出会いアプリを使うことはどう思う?

クリス:まあ、使ってはひどい

 僕 :不安になる?

クリス:じゃなくて、イライラ

 僕 :そっか

クリス:怪しい

 僕 :僕はクリスがアプリを使うと、
    不安になるよ

クリス:でも、最近は考えした

 僕 :どんな考え?

クリス:俺は使わないよ

 僕 :そうなんだ
    もうアプリ使わないの?

クリス:エイチは年上、だから色々の知り合いがあり。
    もちろん、前も今もエイチは色々の所に行って事があり

 僕 :うん

クリス:でも、エイチは前の彼氏とまだ仲良し
    へん
    エイチの知り合いが前はどうゆ関係が
    あったかも知らない

 僕 :クリスは昔から、それを気にしてるもんね

クリス:彼氏い、セフレ、友達
    わからん、俺
    だから、エイチの旅行の時に心配する

 僕 :そうなんだね
    クリス、安心して!
    僕の頭の中は、クリスでいっぱいだよ!

クリス:知り合いと何するの?
    エッチするの?普通の遊ぶ?
    私は分からない
    その事
    だから心配する

 僕 :旅行先、特に海外では、
    僕は現地語が話せないよ
    でも、ガイドブックにあるお店は高いし、
    観光客用でおいしくないよ

クリス:そうけど、俺もは同じけど、
    会っての前は韓国に行きました。
    その回はエイチの出会っての前
    韓国語が知らんけど、
    アプリで日本語と英語出来るの人があり
    はい、分かる、それ

 僕 :そっか
    じゃあ、クリスも僕と同じ理由で
    アプリを使ってたんだね。

クリス:その点では

 僕 :僕、よく思うんだけどね
    僕とクリスはあまり話さないから、
    お互いの事、あまり分かってないけど、
    でも、スゴく考え方とかがる前後


クリス:うん~

 僕 :クリスはアメリカにいるから、仕方ないけど
    もっと会えたらいいのにな~って、それだけ思う。
    あと、クリスとディズニーランドに行きたい
    クリスとしたいことがいぱいあるよ!
    クリス、僕がアプリを使うとイライラするんでしょ?

クリス:うん

 僕 :なら、僕もアプリを使うの止める
    これでいい?

クリス:いいけど、本当にやめる?

 僕 :うん
    クリスがダメって言うなら、使わないよ
    その代わり、クリスも一緒だよ!

クリス:オッケー
    エイチ、数か月前に(ゲイ出会いアプリ)使うのやめちゃった

 僕 :そうなんだね。
    僕もやめる
    じゃあ、これで一緒だね

クリス:うん
    ひどいのメッセージ来ただから、うるさいメッセ―ジも
    オッケー
    今から寝るよ

 僕 :OK~
    ゆっくり休んでね!

クリス:朝の3時に起きてるよ
    ありがとう

 僕 :早起き、大変だね!
    仕事、頑張って!
    大好きだよ!

クリス:俺も
    おやすみ

 僕 :おやすみ☆ちゅー


こうしてチャットは終わった。
僕たちはゲイ出会いアプリを使わない約束をした。
早く12日にならないかな~

クリスからメッセ

2016年03月22日 09時48分48秒 | 日記(ポジティブ)
ある日、クリスからいきなりメッセが届いた。


クリス:元気?

 僕 :元気だよ~
    クリスは?

クリス:元気
    最近、何してるの?

 僕 :休みの日は街中ブラブラしたり、
    昨日、今日、明日は仕事だよ
    クリスは最近どう?

クリス:オッケー
    うん、大丈夫。仕事だけど

 僕 :クリスも仕事でいろんな場所に行ってて大変だね

クリス:うん、まあまあ
    (最近)他の人と会った?

 僕 :仲良い友達とご飯を食べに行ったりはしてるよ

クリス:オッケー

 僕 :でも、普通の友達だよ~

クリス:うん

 僕 :クリスは?

クリス:ない
    普通のいつも会ってる友達とだけ会ってる

 僕 :同じだね

クリス:うん

 僕 :クリス、大好き~

クリス:(笑)
    俺も

 僕 :\(^-^)/
    明日は休み?

クリス:今週は休みだけど、暇だから仕事をする

 僕 :そうなんだ
    クリスは働き者だね

クリス:うん

 僕 :仕事、がんばってね!
    がんばってるクリス、
    大大大好き~(*^^*)

クリス:ありがとう
    俺も

 僕 :もう少ししたら、仕事だよ
    クリスはゆっくり休んでね。
    おやすみ~☆
    ちゅー

クリス:ありがとう
    仕事頑張ってね
    おやすみ

 僕 :ありがとう


こうしてチャットは終わった。
クリス、僕のことを普段は何も思ってないのですが、
たまに、僕のことを思い出し、
僕が他の人と会ってるんじゃないかと思い、
不安になってるようなのでした。

僕もクリスの動向が気になるけど、
クリスも僕の動向が気になってるんだ~って思うと、
僕とクリス、意外と似てるな~とか、
まだまだお互い、好きなんだな~と実感できるのでした。

ホテルからクリスの家まで

2016年02月05日 00時14分31秒 | 日記(ポジティブ)
ホテルをチェックアウトしたあと、
クリスは「チョコクロ食べに行こう!」と言ってくれた。
しかし、上本町近くにサンマルクカフェが無く、
結局、朝ごはんを食べずに
クリスの家まで行き、バイバイすることになった。


クリス:エイチはこのあと、スーツケースを持って名古屋に帰るの?

 僕 :違うよ。今夜からヨーロッパに行くよ。

クリス:え?聞いてない。

 僕 :言ったよ~。前、クリスと会う日を決めるとき、
    飛行機のチケットを予約したいから、
    早く日にちを決めたいって言ったじゃん。

クリス:知らない

 僕 :僕はそう言ったのに、
    クリスは僕のことに興味を持ってくれなくて、
    聞いてくれなかったんじゃん。

クリス:乗る飛行機の便名と到着時間をあとで送ってね

 僕 :うん


いつも僕がクリスにお願いしてること、
クリスは実行してくれないけど、
僕とクリスの立場が逆転すると、
クリスは僕のことが心配になるようなのでした。

僕とクリス、冷めてるような部分もあるけど、
まだまだラブラブなんだな~とも思ったのでした。

クリスは途中、コンビニでアイスキャンディを買ったり、
カップ入りの氷にスプライトを入れて飲んだりと、
優雅に過ごしていたのでした。

四天王寺近くを歩いていた時、
自転車に乗ったヤクルトレディーがカゴから
ヤクルトを落としたのでした。

そして、ヤクルトレディーは「最悪」と言っていたのでした。
しかし、カゴから落ちたヤクルト、
僕とクリスに思いっきりかかるのでした。
ヤクルトレディーよりも僕たちの方が最悪なのでした。

その後も、4カ月の空白の時を埋めるかのように、
僕とクリスはいろんな話をしたのでした。


 僕 :来月のシフトでた?

クリス:うん

 僕 :また送ってね

クリス:多分

 僕 :なんで多分なの?

クリス:エイチがヨーロッパでの詳細スケジュールを教えてくれたら、
    教えてあげる。

 僕 :ひどーい。ぷんぷん。

クリス:チューリッヒ、面白かった。スイスエアー(飛行機)に乗って、
    ホテルに着いて、寝て、朝ごはんを食べた(笑)。それだけ

 僕 :誰かと会った?

クリス:会ってない。


クリスは誰とも会ってないと言ってたが、
朝食ビュッフェの写真には、
ティーカップが2つ写っていて、
二人で利用してるように見えるのでした・・。

僕に対して隠さなきゃいけないということは、
僕たちの関係が悪くならないよというクリスの優しさ、
受け入れてあげなきゃ。

クリスの近所の町内会の人が、
店員のことお母さんと呼び、変と言いクリスが爆笑した話や、
顔が血だらけになってる人がいて、
近くの人が救急車を呼びましょうか?と声掛けしたが、
血だらけの本人はいいですと断っていて、
回りの人はドン引きしてた話など、
いろいろな話をしたのでした。

クリスはこのあと、親と合流し、
堺市にあるショッピングセンターへ行き、
いつも行く焼肉屋でご飯を食べ、
夜は盆踊り大会へ出ると言っていたのでした。

クリスは、そう言う風に僕にいいつつ、
実際は売り専の仕事をするんだろうな~って思っていた。
しかし、クリスの話を聞いてるうちに、
クリスの言ってることが
ウソっぽくないような気もしてきたのでした。
電柱にはクリスが言っていた
盆踊りの案内が張ってあったりもするのでした。

よくよく考えてみると、
クリスは計画性に乏しく、
時間管理がちゃんとできない人、
昨日も売り専の掲示板には14時~18時待機となっていたが、
クリスが大阪の伊丹空港に着いたのは16時頃、
クリスは売り専の仕事をしてることに変わりはないながらも、
そんなに沢山はしてないようにも思えたのでした。

そうこうしている間に、
クリスの家に着き固い握手をして、お別れしたのでした。

そして、僕は一人、電車の駅へ向かい、歩いて行った。
今回のお別れは、今までと違い、
寂しさでいっぱいではなく、満足でいっぱいなのでした。
短い間だったけど、
内容がとても充実してたからだなと思った。

そんな幸せいっぱいな気持ちで歩いていたそんな時、
僕の手にはビニール袋が・・・。
その中には、クリスが前日に買ったホストの雑誌と、
僕がクリスにあげた写真のアルバムがあったのでした!!

クリスに持っててと頼まれたまま、渡すの忘れた・・・。
すぐにクリスに電話しなきゃと思い、携帯を取り出すと、
クリスから着信がかかってきていたのでした。


クリス:雑誌~

 僕 :今、持ってくね(笑)


そして、再びクリスの家に行き、再会したのでした。
クリスは家の前の階段で座って
僕を待っててくれたのでした。
そしてクリスにビニール袋を手渡し、
再びバイバイしたのでした。

クリス、大好き。
次会うときまで元気でね!