日本ではボーイスカウト人口は、残念ながら減少しています。
わが団も隊員がなかなか増えません。
しかし、君たちの真剣な活動風景を見れば、私も参加したい、うちの子もぜひ参加させたいと思う人も少なくないはず…
仲間を増やすには、知った人からの口コミ、そして、実際に見てもらう、体験してもらうことが何よりも効果的です。
君たちのお父さんお母さんにも協力者になってもらいましょう。
君たちがどんな活動をしているか知ってもらい、協力者になってもらうとよいと思います。
集会でどんなことがあったかお父さんたちに報告していますか?
集会の見学・体験入隊も歓迎しています。
2005年5月のデータでは、世界のスカウト人口は約2600万人だとか
ここで問題です。
スカウト人口の一番多い国はどこでしょう?
アメリカ???
ぶぅー
実はインドネシアの891万人。
アメリカは2位の624万人
日本は、22万人
なぜ、インドネシアはスカウト人口が多いのかというと
学校教育にスカウト運動が組み込まれて、国が運動の普及に力を入れているからです。
こういった例は、インドネシアの他、フィリピンやインド、タイ等アジアでは珍しくありません。
『子供の興味関心から出発しながら社会づくり、国づくりへの貢献を目指すボーイスカウト運動は、国民一丸となって先進国に追いつこうとしているアジアの発展途上国にふさわしい運動なのかも』(田中治彦著「ボーイスカウト」p174 中公新書)しれません。
そのインドネシアでは、5月27日午前5時54分(日本時間午前7時54分)頃、ジャワ島中部のジョグジャカルタ市沖合でマグニチュード6.2の地震が発生。
報道によれば、この地震による死者は2,500人を超え、負傷者も約3,000人に達し、被害は今後更に拡大する可能性があるとのこと。
海外の私たちの仲間にも被害が出ています…
ボーイスカウトで現時点では救援金の募集は行われていない(?)ようですが、
赤十字が5月29日から募金を行っているので、紹介しておきます。
日本赤十字 ジャワ島中部地震災害救援金募集のお知らせ
http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/946.html
今年は日本ジャンボリー、来年はイギリスで世界ジャンボリーと、日本や世界のスカウトが一堂に集うビックイベントも開催されます。
うちは今は少ないですが
実は君たちの周りには多くの仲間が、日本各地、世界各国で、おなじ3つのちかい、2つの制度、1つの目的で活動しています。
仲間が困っているときに、君たちができることを一度班集会などで考えてみてください。
<僕にもできること????