園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

おにぎりの日

2022-02-09 13:00:26 | 日記

 我が園では44年前の創立時から毎週水曜日は「おにぎりの日」になっています。当時は3歳以上児はおかずなしの弁当を持参してもらっていましたが、保護者から強い要望があり、毎週1回お弁当ではなく、「おにぎり」の持参となったようです。その後、紆余曲折しながらも3歳以上児の完全給食となり、今につながっています。完全給食になった時も「週1回のおにぎりは続けてほしい」という熱い要請がありました。忙しい朝のひと時、週1回とはいえ、我が子のおにぎりを作って持たせたいという気持ちに感動したものです。数年前、3歳以上児の保育料無償化とともに発足した給食費の有料化(0~2歳児は以前から給食費は保育料の中にくみこまれています)の時もおにぎりの日はなくなりませんでした。最近は食生活も多様化し、朝は「パン」という家庭も増えてきましたが、「やめてほしい」という声はありません。昔から「週1回のおにぎりだけは・・・・」という気持ちがあるようです。

 さて、その「おにぎりの日」は、子ども達も朝からそわそわしています。給食の時間になると「見て見て」とおにぎりを見せてくれる子がたくさんいます。お母さん、お父さんの力作がそこにはあります。私が今でも覚えているのは、25年くらい前、園児のおばあちゃんが作ってくれた「焼きおにぎり」です。子どもが食べる大きさに三角に握り、何回も醤油を刷毛で塗り、見ただけで味も香りも伝わってくるようなおにぎりでした。焼きおにぎりは時間をかけないと良いものが作れません。忙しい朝に作るのは普通の家庭では不可能に近いと思います。そのこんがり焼き色が付いたおにぎりをおいしそうに食べる園児の笑顔の可愛いこと。その園児は、現在、親となって我が園に通っています。

 子ども達が持ってくるおにぎりには、その家庭の食事に対する思いがあると思います。「たかがおにぎり、されどおにぎり」なのです。保育園でも「おにぎり作りの日」があり、子ども達は調理員の指導の下に、おにぎりつくりをしますが、家庭の様子がよくわかります。普段、お手伝いをしているかどうかすぐにわかります。我が園では「クッキング保育」と称して子ども達が簡単な料理を作ることがありますが、ナイフの使い方などを見ると家庭での指導が見えてきます。随分前、お泊り保育でカレーを作るのでナイフの使用をお知らせしたところ、保護者から「危ないからナイフを持たせないでくれ」と言われました。その時は私も若かったので「了」としましたが、釈然としないものがありました。ナイフや包丁は、危険です。だから持たせないのではなく、「危険だから慎重に」、そして「練習」し、「何回も」行うことが重要です。私が小さい時は、「折り畳み式ナイフ」を持つのが普通で、小さなけがは日常茶飯事でした。そうして「痛み」が分かるようになるのです。決して「二十歳になったから包丁が使えるようになった」とはならないのです。何事も経験が必要です。切れないナイフで、少しだけ指を切って、痛い思いをして「ナイフは危ない。これはやばい」を覚えるのです。そういう経験をした子は、決して東大赤門前で人を襲ったりしないと思います。

 おにぎりの話が少し飛んでしまいましたが、毎週水曜日のおにぎりの日は、我が園の伝統になっています。天気が良ければ、おにぎりをもって野外で食べたり、少し遠出する時もあります。

 今日もたくさんのおにぎりを見ましたが、最近は「手の込んだ」おにぎりが見られます。写真は園児の持ってきたおにぎりですが「ベノム」と「スパイダーマン」だそうです。ベノムってなんだ? 私の感覚ではおにぎりは「梅」「鮭」「おかか」が普通だと思っていましたが、おにぎりも中身から外見へと変遷しているようです。それにしてもお母さん方の作るおにぎりは素晴らしい。我が子の好みをしっかり取り入れ、ひと工夫もふた工夫もしています。食べるのが惜しくなるようなおにぎりもあるので、食べられるおにぎりを作ってほしいと思います。おにぎりの日は、長坂保育園の歴史であり伝統でもあります。これからもよろしくお願いいたします。

 

2月5日(土)  今日は土曜日という事もあり、登園する園児の人数は少なめでしたが、元気いっぱいな子どもたちの声が園内には響いていました。さて、今日の給食はきしめんでした。麺類は子どもたちに人気があり、ツルツルぺろりとあっという間に完食。かぼちゃのコロッケもサクッとしていて「おいし~」と言いながら食べていました。意外にもひじきの煮物を残す子が少なく、上手に大豆を箸でつまみながら食べている子もいました。保育園では”幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”を意識した保育を行っています。(※4月に渡した教育・保育概要の中に記載しています)そんな10の姿の中でも、給食は色々な姿に繋がっています。当番活動は『協働性』になり、好き嫌いせずに食べる事は『健康な心と体』、コロッケを1個か半分か選ぶことは『数量や図形』『言葉による伝え合い』と他にも色々な姿に繋がっています。ぜひ家庭でも、食事の準備など(テーブルを拭いてもらうだけでも)親子で楽しみながら育んでみて下さい。(若江)

 

2月4日(金)  今日は「立春」。暦の上は春ですが、まだまだ寒い日が続きそうです。八戸えんぶりも昨日、正式に「中止」が決定しました。この調子だと今年の春はまだまだ先のようです。さて、今日からお隣、中国で冬季オリンピックが始まります。競技は昨日から始まり、女子アイスホッケーが幸先よく勝利をあげました。これから毎晩テレビにかじりつくことになりそうです。コロナ禍の中、日本選手には頑張ってほしいと思います。  今日は「肉豆腐」です。豚肉のすき焼き風煮かな?すき焼きと違うのは「人参」が入っていることだけ。我が園の子ども達は「ブロッコリー」が大好き。野菜のおいしさを実感してもらいたくて、午前のおやつは「野菜(ブロッコリー、カリフラワー、アスパラなど)」を時々出していたため、野菜には慣れているみたいです。カニカマボコが良い味を出していました。今日も完食です。

2月3日(木)  今日は「節分」です。冬から春に変わる節目です。明日は「立春」です。いよいよ春の足音が近づいてきました。保育園では赤鬼、青鬼、あつばあばの三匹の悪者が大活躍でした。あつばあばは、「湯ばあば」をもじった我が園の人気キャラクターです。三匹の鬼たちの悪だくみから始まった「鬼の襲撃」は、子ども達の防援軍の活躍で見事逆襲に成功したようです。しかし、一部園児は恐怖の叫びを残し、敗走しました。いつものパターンとは言え、鬼に立ち向かう子が少なくなり寂しい思いがします。 さて、今日の献立は「鶏の胡麻みそ焼き」でした。鶏肉を焼いてみそを塗り、胡麻を振りかけたものです。肉の味と歯ごたえがあり、「肉を食べている」という感じがします。つみれ汁は、好みが分かれ「たべられない~」という子もありましたが、節分の話で、「鬼が嫌いな食べ物」にイワシの頭があることを話すと、つみれをじっと見つめていました。次回はきっと口にすることができると思います。午後のおやつは、手作り(シューの皮から作りました。クリームも手作りです。)の「鬼シュークリーム」です。シュークリームの上にチョコホイップととんがりコーンを乗せ、可愛い鬼の顔を作りました。いろいろ手の込んだおやつを作ってくれる我が園の給食です。子ども達の歓声が聞こえるようです。ところで、我が園では、パートの調理員さんを募集中です。一緒に楽しく仕事をしませんか。

2月2日(水)  明日は節分です。鬼が来るのかな?来ないのかな?とソワソワしている子どもたち。大きいクラスのお友だちの中には、鬼と戦おうか…隠れようか…迷っているお友だちもいる様です。明日はどんな豆まきになるのか、楽しみですね。 さて今日はおにぎりの日!「みて!しゃけはいってたよ」などと、お家の方に作ってもらったおにぎりを嬉しそうに見せてくれるお友だちがたくさんいました。おかずはシャキシャキ野菜たっぷりの野菜炒めと、少し甘めに味付けされた卵焼き。「おかわりあるかな~」と配膳の様子を見ながら、モリモリ食べていましたよ。(若江)

2月1日(火)  寒い日は「おでん」が美味しい。昨日は寒かった。最低気温が-9度だったとか。我が家の家の前の坂は、圧接された雪が凍り、スケート場のようになりました。滑る滑る、ごみを両手で持ってこけたら大けがをしそうです。前のプリウスだったら絶対登れなかったでしょう。4輪駆動車にして正解でした。 さて、おでんですが、我が園のおでんは、子ども達が食べやすいように一口大に切ってあります。大根、竹輪、厚揚げ、人参、ウインナー、ウズラの卵、こんにゃくなどが入っていて、子ども達からも大人気です。大根は今が食べ頃。甘みがあり、柔らかくて最高です。茄子の揚げ漬けには、茄子、南瓜、カリフラワーが入っていて栄養的には満点ですが、なぜか「少な目」の注文が多かったようです。調理員には近いうちに第2弾をお願いしますと言っておきました。さて、先月25日と27日に2回に分けてPCR検査を職員全員で行いました。その結果34名「全員陰性」でした。八戸市ではコロナ感染が津軽の減少に反比例し増加傾向になっています。いつ・どこで・誰が感染しても不思議ではありません。とりあえず職員の健康は1月末までは大丈夫でした。根城地区でもぽつぽつ陽性者が判明しているようです。学校と教育保育施設はドキドキの連続です。コロナよりストレスの方が心配です。(*今回行ったPCR検査は、任意の希望者が自主的に行ったもの(八戸市からの推奨)で、陽性者あるいは濃厚接触者が出たからではありません子ども達の命を守るためにまずは保育士(職員)が率先して検査を行いました誤解のないようお願いいたします。)

1月31日(月) 今日で1月が終わりです。毎日が駆け足で過ぎていくような気がします。令和4年もあっという間に過ぎそうです。今朝の寒さは厳しく「てがつめた~い」と登園してくる子もいました。それでも子どもたちは外で遊びたいようで、活動に園庭がないとがっかりしている子もいました。(保育園の園庭は雪が踏み固められ、スケートリンクの様になっているので…) さて今日は3歳以上児の希望したお友だちが”おにぎり作り”をしてくれました。年長組の女の子が「鮭と昆布と天かすどれにしますか?」と聞きに来てくれて、園長先生は昆布をリクエストしていました。出来上がったおにぎりは子どもの手からはみ出したのではないかな?と思うほど、BIGサイズ!とても気持ちのこもったおにぎりでした。野菜の沢山入った厚揚げの味噌炒めとバンバンジーサラダも、おいしく味付けされ子どもたちはモリモリ食べていましたよ。(若江)

2月5日(土)  今日は土曜日という事もあり、登園する園児の人数は少なめでしたが、元気いっぱいな子どもたちの声が園内には響いていました。さて、今日の給食はきしめんでした。麺類は子どもたちに人気があり、ツルツルぺろりとあっという間に完食。かぼちゃのコロッケもサクッとしていて「おいし~」と言いながら食べていました。意外にもひじきの煮物を残す子が少なく、上手に大豆を箸でつまみながら食べている子もいました。保育園では”幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”を意識した保育を行っています。(※4月に渡した教育・保育概要の中に記載しています)そんな10の姿の中でも、給食は色々な姿に繋がっています。当番活動は『協働性』になり、好き嫌いせずに食べる事は『健康な心と体』、コロッケを1個か半分か選ぶことは『数量や図形』『言葉による伝え合い』と他にも色々な姿に繋がっています。ぜひ家庭でも、食事の準備など(テーブルを拭いてもらうだけでも)親子で楽しみながら育んでみて下さい。(若江)

 

2月4日(金)  今日は「立春」。暦の上は春ですが、まだまだ寒い日が続きそうです。八戸えんぶりも昨日、正式に「中止」が決定しました。この調子だと今年の春はまだまだ先のようです。さて、今日からお隣、中国で冬季オリンピックが始まります。競技は昨日から始まり、女子アイスホッケーが幸先よく勝利をあげました。これから毎晩テレビにかじりつくことになりそうです。コロナ禍の中、日本選手には頑張ってほしいと思います。  今日は「肉豆腐」です。豚肉のすき焼き風煮かな?すき焼きと違うのは「人参」が入っていることだけ。我が園の子ども達は「ブロッコリー」が大好き。野菜のおいしさを実感してもらいたくて、午前のおやつは「野菜(ブロッコリー、カリフラワー、アスパラなど)」を時々出していたため、野菜には慣れているみたいです。カニカマボコが良い味を出していました。今日も完食です。

2月3日(木)  今日は「節分」です。冬から春に変わる節目です。明日は「立春」です。いよいよ春の足音が近づいてきました。保育園では赤鬼、青鬼、あつばあばの三匹の悪者が大活躍でした。あつばあばは、「湯ばあば」をもじった我が園の人気キャラクターです。三匹の鬼たちの悪だくみから始まった「鬼の襲撃」は、子ども達の防援軍の活躍で見事逆襲に成功したようです。しかし、一部園児は恐怖の叫びを残し、敗走しました。いつものパターンとは言え、鬼に立ち向かう子が少なくなり寂しい思いがします。 さて、今日の献立は「鶏の胡麻みそ焼き」でした。鶏肉を焼いてみそを塗り、胡麻を振りかけたものです。肉の味と歯ごたえがあり、「肉を食べている」という感じがします。つみれ汁は、好みが分かれ「たべられない~」という子もありましたが、節分の話で、「鬼が嫌いな食べ物」にイワシの頭があることを話すと、つみれをじっと見つめていました。次回はきっと口にすることができると思います。午後のおやつは、手作り(シューの皮から作りました。クリームも手作りです。)の「鬼シュークリーム」です。シュークリームの上にチョコホイップととんがりコーンを乗せ、可愛い鬼の顔を作りました。いろいろ手の込んだおやつを作ってくれる我が園の給食です。子ども達の歓声が聞こえるようです。ところで、我が園では、パートの調理員さんを募集中です。一緒に楽しく仕事をしませんか。

2月2日(水)  明日は節分です。鬼が来るのかな?来ないのかな?とソワソワしている子どもたち。大きいクラスのお友だちの中には、鬼と戦おうか…隠れようか…迷っているお友だちもいる様です。明日はどんな豆まきになるのか、楽しみですね。 さて今日はおにぎりの日!「みて!しゃけはいってたよ」などと、お家の方に作ってもらったおにぎりを嬉しそうに見せてくれるお友だちがたくさんいました。おかずはシャキシャキ野菜たっぷりの野菜炒めと、少し甘めに味付けされた卵焼き。「おかわりあるかな~」と配膳の様子を見ながら、モリモリ食べていましたよ。(若江)

2月1日(火)  寒い日は「おでん」が美味しい。昨日は寒かった。最低気温が-9度だったとか。我が家の家の前の坂は、圧接された雪が凍り、スケート場のようになりました。滑る滑る、ごみを両手で持ってこけたら大けがをしそうです。前のプリウスだったら絶対登れなかったでしょう。4輪駆動車にして正解でした。 さて、おでんですが、我が園のおでんは、子ども達が食べやすいように一口大に切ってあります。大根、竹輪、厚揚げ、人参、ウインナー、ウズラの卵、こんにゃくなどが入っていて、子ども達からも大人気です。大根は今が食べ頃。甘みがあり、柔らかくて最高です。茄子の揚げ漬けには、茄子、南瓜、カリフラワーが入っていて栄養的には満点ですが、なぜか「少な目」の注文が多かったようです。調理員には近いうちに第2弾をお願いしますと言っておきました。さて、先月25日と27日に2回に分けてPCR検査を職員全員で行いました。その結果34名「全員陰性」でした。八戸市ではコロナ感染が津軽の減少に反比例し増加傾向になっています。いつ・どこで・誰が感染しても不思議ではありません。とりあえず職員の健康は1月末までは大丈夫でした。根城地区でもぽつぽつ陽性者が判明しているようです。学校と教育保育施設はドキドキの連続です。コロナよりストレスの方が心配です。(*今回行ったPCR検査は、任意の希望者が自主的に行ったもの(八戸市からの推奨)で、陽性者あるいは濃厚接触者が出たからではありません子ども達の命を守るためにまずは保育士(職員)が率先して検査を行いました誤解のないようお願いいたします。)

1月31日(月) 今日で1月が終わりです。毎日が駆け足で過ぎていくような気がします。令和4年もあっという間に過ぎそうです。今朝の寒さは厳しく「てがつめた~い」と登園してくる子もいました。それでも子どもたちは外で遊びたいようで、活動に園庭がないとがっかりしている子もいました。(保育園の園庭は雪が踏み固められ、スケートリンクの様になっているので…) さて今日は3歳以上児の希望したお友だちが”おにぎり作り”をしてくれました。年長組の女の子が「鮭と昆布と天かすどれにしますか?」と聞きに来てくれて、園長先生は昆布をリクエストしていました。出来上がったおにぎりは子どもの手からはみ出したのではないかな?と思うほど、BIGサイズ!とても気持ちのこもったおにぎりでした。野菜の沢山入った厚揚げの味噌炒めとバンバンジーサラダも、おいしく味付けされ子どもたちはモリモリ食べていましたよ。(若江)

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