都市と楽しみ

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CD16SEが電源故障により修理不能、同じ鈴木哲設計のX-CD5を発売日に購入、縁を感じる

2022-11-23 02:34:21 | 趣味

 吉田苑の竹田店長のご厚意によりクランプのプーリーが直ったが、輸送されると電源が入らない。返送すると2か所のヒューズが飛んでいるとのこと。1週間様子を見ると再度溶断。店長のつてでMarantzに密かに持ち込み修理するが2週間で修理不能の結論。27年の愛用は長かった。吉田苑でクロックの換装もしたのが想い出。

 返送しましょうかと申し出があったが、吉田苑での部品取りに3万円で買い取り。1Bit Philips(DAC7ダブルディファレンシャル)とスイングアームのCDM-4MD、リモコンは貴重だ。

 良いCDプレイヤーを竹田店長にお聞きすると、奇しくも、本年11月1日に、同じ鈴木哲( http://www.fundamental.jp/index.html )設計のX-CD5が発売となる。( https://www.nmode.jp/product/x-cd5/ )3点スパイク・ベース(PBC-SR3
https://yoshidaen.jp/shopdetail/006008000010/006/X/page1/order/ )もセットで、同日到着の段取りとする。

 音質は似ており、ワイドレンジになり奥行もあるとのこと。シェイクダウンを経て評価をしてみたい。ただし、CD16SEと違い物量も見た目も劣るとのこと。しかも軽量だ(15Kg→4.8Kg)。

 到着し、スパイクをつける。ベースに乗せる。

 軽量なためか高域が固い、上に鉛(TGメタルFP02 2.5Kg×2枚)を左右に載せる。

 奥行の表現と音像が良い。広帯域で低域の膨らみがなく伸びがある。古い1962年録音の、EMI Otto Klempere Mozart #41が立体的に再生されるのに驚いた。また、反応が速くダイナミックな音量変化がある。

 ただし、電源ケーブルはAcrotec 4020に交換済みのCD16SEにあった高域の「香気」が感じられない。

 おまけのような電源ケーブルの交換も効果があるとの吉田苑の助言。Acrolink が良いかな ACROLINK アクロリンク 7N-PC4020 Leggenda/1.5m パワーケーブル ( http://www.acrolink.jp/products/7n-pc4020leggenda.html )を25,700円にて購入。効果は:

①静かになった、雑音が取れた感じ

②高域がおっとり、刺激を感じない

③音像がよりくっきり

④音量変化がダイナミックに

 味噌汁がお澄ましになったような感じだ。ただしCD16SEの香気がなく真面目すぎる再生だ。X-CD5ではDG(Deutsche Grammophon )はDGの音に、PH(Philips)はPHの音と、レーベル毎の特色が録音形式、音場、音像、イコライザーなどはっきりわかる。昔からなじんだ違いと同じだ。特にEMIの再生が良い。

CD16SEではなぜかマルチトラック録音のDGが良く、響きが美しく立体的なPHがいま一つだった。香気は、ぼやけだったのかもしれない。

更に、放置していたCD脱磁機のRD-1を使うと効果があり、CDによるがさらに静かになり音像が立つ。

 Dynaudio Focus 340とDENON PMA SX1がこれほど鳴るとは思わなかった。25万円のCDプレイヤーと電源コードとすればお値打ちの値段だ。価格は倍くらいになっても良いから、更なる「鈴木」の発展形のCDプレイヤーを聴いてみたいものだ。

 ここまでCDが立体的な再生になるのに感じ入り、LPの整理と思った。CD1,500枚と重複するLPは売却しようと思い250枚を選別しSeon、HM(Harmonia Mundi)など古楽器系が150枚残った(CD化や再販がなさそうなもの)。ターンテーブルのThorens TD320も楽しむ。古いLPを見ると秋葉原の石丸電機やさぶちゃんの半チャンラーメンの想い出がよみがえる。2か月に一度位、10枚ほど買っては秋葉原から神保町まで歩いたなぁ。学生時代で400枚まで増えた。月1万円位だったか。

 それにしてもLPは大きく重い、75Kgの移動は汗だく


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