朝7時から電ちゃん(買物用電動アシスト 20inch )で御室川の清滝の南を目指す。2年前は北側の柿を南側から描いた( http://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/drawing7.html )が、今回は、その南の柿を北から描く。
逆光であり、立体感や色がつかみにくい。御室川の風に耐えた柿で枝が折れ、別の枝が分かれたり、伸びたりしている。しかも、湿度が高いためか根元に蔦が絡み、川に近い幹には苔が生え、その周りには、ノキシノブ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%83%96 )が生えている。幹が、手前に奥に、上下に重なる。幸い柿の実が多く、葉も少なく絵になる。空も蒼い。
先に見える夕日橋の先は、住宅など入込んでいま一つのため、木に描き替えた。このあたりは写真と違い応用が利く。
7時40分から、12時過ぎまで4時間半程、朝は冷えたが昼に近づき温かい陽射し。通りかかりの方々から声援や質問を頂くが、線を引くなど集中しているときは嫌だな。また、通り抜けの道となっているのか飛ばす通行が多く、しかも道が狭いため間際を通過するためひやひやする。
11時ごろ、水彩色鉛筆で仕上げていると、再度通りかかったおばあさんから「まだ描いとるの、柿こうてきたからあげるわ」とビニールを破って富有柿1つ頂いた。永く柿を描いているが柿をもらったのは初めてだ。感謝して頂く。
帰りは、電動アシストの利点を生かし坂道繰り返しのすずかけの道を東へ、歩道の自転車道の起伏が危ない北大路をとおり、行列の はせがわ で食事。賀茂川を下り、帰洛で大体25kmは走った。
シャワーと道具の手入れ、乾燥。そして一杯、眠い、絵はこちら( http://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/drawing8.htm )柿の絵は14作目、殆どが水と柿の組合せ、柿の枝の描き方と構図が決まってきて、早くなってきた。あくまで、秋の蒼い空を背景につややかな柿の実の灯色が示す色の対比と豊穣、そこに水の安らぎ