都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

秋の桂離宮を堪能

2014-11-13 05:03:01 | 趣味
 桂の道程で駅から歩くと地蔵寺の黒板のお言葉を受けとめ、安楽寺手前の桂用水にかかる柿を見るのも楽しみだ。ゆったり、ほっこり、のんびり歩く。

秋の桂は混雑、32人。案内は児玉さん。白人系の外国人が10人ほど、フランス、アメリカ、オーストラリア(話て分かりました)にわかインターナショナル・ガイドの助っ人と思ったが秋の風景にのめり込む。霰零しに団栗が挟まる。紅葉は、しっとりというよりからからで枯れているのが多いが、これからの青葉もある。11月20日が桂の紅葉の旬であり、一寸早い。
 
 早めであるためか、青葉と紅葉の対比が楽しめた。パープペクティヴに重なる様は玉手箱のようだ。苔もだいぶ復活、剥げていた蘇鉄の前や土橋の欄干も緑に。

 鷺が一羽、オスが多い鴨の集団が気持ちよさそうだ。羽の傷ついた一羽が気がかりだ。遠くの西山がかすむ、PM2.5が多くアレルギーでくしゃみを連発。

 笑意軒の奥から土橋を2つ重ね、中島の石橋の重なりが美しい。笑意軒の先の田圃も刈り取られ光が眩しい。斜めに入る陽射しはこの季節のものだ。

 月波楼からの海と山の景色は秋の素晴らしさだ。ゆったり、ぼんやり見入る。気がつくと天井に池で反射された光が映っている。珍しい。

 帰りに中村軒で栗餅を買おうかと思ったが、体調不良で食欲がなくやめた。桂川の群生の薄(すすき)が白く光っていて、水面の透明な反射と対比していた

 児玉さんから「10年で最大120回予約できます」とあった。そのあと、12月はいつかと聞かれて初旬と答え、「70回くらいは来たから、目指せ100回かな」と笑いあう
コメント
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