どんなに寒くても魔女の布団に潜りたくない王様。
それならばと、ミニ電気カーペットを王様に譲った。
これで寒い朝もホカホカだよ。
どんなにつれなくされても王様に尽くしてしまう。
けれど、早朝、視線を感じて目を開けると、
背中を丸めて凍えながらこちらを睨む王様がいた。
王様はあったかい猫ベッドを捨てて、魔女の足元(のダンボールの上)で「起きろ」オーラを送り続けていた。
「使わんのかい!? 電気カーペット!」
王様はぬくぬくよりも“猫型目覚まし時計”としての使命を優先したらしい。
立派なの・・・か!?
翌日、電気カーペットは足元のダンボール箱の上に移動した。
とことん尽くす、魔女。
それならばと、ミニ電気カーペットを王様に譲った。
これで寒い朝もホカホカだよ。
どんなにつれなくされても王様に尽くしてしまう。
けれど、早朝、視線を感じて目を開けると、
背中を丸めて凍えながらこちらを睨む王様がいた。
王様はあったかい猫ベッドを捨てて、魔女の足元(のダンボールの上)で「起きろ」オーラを送り続けていた。
「使わんのかい!? 電気カーペット!」
王様はぬくぬくよりも“猫型目覚まし時計”としての使命を優先したらしい。
立派なの・・・か!?
翌日、電気カーペットは足元のダンボール箱の上に移動した。
とことん尽くす、魔女。