花桃、しだれ、桃の実栽培用の農園の桃、どちらを向いても、満開です。
所用があって愛知へ帰省して、帰京の時、時々寄り道します。今回は、桃が見頃と予測して、中央高速道経由としました。4月9日、月曜日です。働くべき日ですから、何となく気が引けます。東名と違い通行量も少なく快適でした。御坂I.Cに近づくと、両側は、ピンクに染まっています。正に見頃です。釈迦堂のパーキングエリアに車を止めます。ここは、高速を出ることなく、花見が出来ます。案内板に従って、5・6分坂を登ると釈迦堂遺跡博物館です。周りは桃の花のオンパレード、花の階段です。
合併して笛吹市となったこの一帯は、岡山や福島と並んで、桃の最大の産地です。日本一と豪語して春日居の桃を作っていた叔父の薫陶を受け、習わぬ経ならぬ知識で、人様を煙に巻きます。さすがに出荷にかけている農園です、花の見事さが違います。
最近の桃は、白桃系と白鳳系があり、浅間白桃・一宮白桃、川中島白桃、日川白鳳・山梨白鳳・かの岩白鳳などとは、単なる受け売りで、見分けも着きませんし、食べてもただおいしいと思うだけです。ちょっと前まで香りが良く好きで叔母にねだっていた白根白鳳は、今はすでに作っていないと言われました。
常に改良が重ねられ、行政農家一体となって、突き進んでいきます。小売一個千円以上も、納得せざるを得ません。見下ろすと、夕日が山の陰に入って、ボーとしたピンクが眼下に広がっています。
全体で見たらそれは綺麗でしょうね。写真でも十分綺麗ですが、その場所に行ったら驚きに近い位でしょう。 ウォ~~と声でそうです。
日進月歩で生産も進んでいるようですね。最近何でもそのように感じます。皆様の要望に答えなければ生きられません。