2013GW 秋田の旅・その5
そろそろ日の沈む時間が近づいているが雲の切れる様子はない。晴れていれば水平線上に沈む夕日が見られる場所、道の駅象潟「ねむの丘」裏手の海岸に立っていた。
笹川流れから海岸沿いを北上して山形県に入ると国道7号線が合流してきた。笹川流れでのんびりした分の時間を取り戻すため、あつみ温泉の先鶴岡の手前から部分開通している日本海東北道に乗り、酒田みなとICまで市街地をカットした。再び国道7号線を日本海沿いに北上したが、今回重要目的の鳥海山は麓近くまで雲に覆われ全く見えない。鳥海ブルーライン(先週は降雪で一時閉鎖していたと道路情報にはあったが)経由で秋田県に入る予定は果たせそうになかった。
海沿いの道はいよいよ秋田県!そこは「にかほ市」象潟、道の駅「ねむの丘」駐車場は車にあふれていた。走ってきた街道は車はまばらであったが、何処から湧いてきた??
今回の旅、初日からすでに道の駅は「あつみ」を入れて3カ所となっていた。妻は道の駅に立ち寄るのが最大の楽しみのようなのだが、象潟で期待していたのは道の駅の道路先にある「九十九島」だった。案内所でにかほ市のパンフレットをもらい地図でその場所を特定しようとしたが、ポイントではなくかなり広い面で構成されているようだった。
道路を渡って羽越本線の線路越しに眺めると、パンフレットやガイド本で見たような?景色・・・と思える???実感が湧かなかったが・・・。どこかの店舗の駐車場であろうか、広いスペースにパトカーが止まっていたので尋ねてみるとそこが「九十九島」に間違いはなかった。付け加えて「高見から見るといいです」とアドバイスしてくれた。
地図で探すと線路の向こうへ渡るのはかなり遠回りしなければならないようだったので、車に戻り踏切を探して線路を渡り農道を進んだ。高見を探したが近くは平坦な田んぼが広がっていた。田の中にこんもりと盛り上がった松の茂みが点在していたので、とりあえず数カ所をカメラに収めておいた。
つくづく眺めると確かに島が点在しているように見える。九十九島は名の通り海だったと記されていた。それもごく近年のこと「八十八潟、九十九島の景勝地として松島と並び天下に美景を誇っていたが、1804年の大地震で海底が隆起し陸地となった」とガイドにあった。少し高いところから俯瞰すれば、田んぼを海に見立てて「松島類似風景の九十九島」の姿が現れるであろう。
すでに日が暮れ始めたので宿へ急がなければならず、それ以上のビューポイントを探すのはあきらめた。
月曜日にPCがはじけた。メーカー品のデスクトップPCの多くは一体型になりつつあり、ディスプレーの付属しないモデルを多数持つ「DELL」のwebサイトで探索したが、納期に問題があるので電話で担当と話をして、直納できる機種を絞り込んだ。30分後には見積書がFAXで届いたが、あいにく仕事が立て込んでいて終業後に目を通すことができた。相手方営業再開の翌火曜日に注文書をFAXして折り返し担当からクレジットの確認電話があった。出荷を確認すると2~3日の内に着くとのこと、が、翌水曜日には現物が届いた。確認書はその2日後に届いたのだが・・・。
IT時代であっても、即決即断するのには電話やFAXを通しての直接の会話が有効なことを実感した。水曜日には届いたものの設定やソフトのインストールを仕事の合間にこなすのに手間取った。なにより消失してしまったデータの復元が問題だったが、webサイトでのストレージに同期がとってあったので「ドキュメント」の中身だけは保護されていた。最も20G程度のデータでも、ダウンロードするのに丸一日を要した。「お気に入り」や「メールアドレス」は特別には保存していないが、どこかに隠れていないかこれから探さなければならない。
象潟へは仕事でよく行ってました。
九十九島は道の駅ネムの丘展望台から眺めると確認できますよ。
高台を探したのですが見つけられずがっかりしていました。
写真で確認してみたら、
確かに道の駅に展望台らしきものがありました。
“灯台もと暗し(使い方が違う?)”でした。
鳥海山天気が悪くてトレッキングができませんでした。
天候の良い7月・・・と思っても
やはり秋田は遠いのです。