漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

光害対策

2020年12月31日 | せけんばなし

私の子供時代、
「天の川」と云うのはいつも、

夜、外に出て、
「見上げればそこに有る」と云う存在だった。

処が、
気が付けばもう何十年もその天の川を見ていない。

先日の新聞で
「優しい街灯満天の星を守る」と云う記事を見かけた。

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岡山県井原市美星町(びせいちょう)は、

星のまたたきが少なく、
クリアな画像で天体観測や撮影ができることで知られ、 

三十年前、
観光対策もあり、

美星町は星空の綺麗な町として、
日本初の「光害防止条例」を制定したが、

その後、
徐々に増えた防犯灯からは上方への光漏れが生じ、

条例の基準を満たしていない状態となっていた。

そこで市はメーカーと協力、
防犯上必要な明るさを保ちつつ星空観測を邪魔しない防犯灯を開発、

順次、光害対策済みの防犯灯に取り換えて行き、
このほど国際ダークスカイ協会から「星空保護区」の認定も得るまでになった。

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ふ~ん、
「光害」対策ねぇ、

そう云えば私の子供のころ、
村には、裸電球の街灯が一基あるだけだったなぁ、

そりゃ、天の川も綺麗に見えた分けだ。

 


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