漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

日本人男子一位

2016年03月04日 | せけんばなし
先日の東京マラソン、
四万人近いランナーが大通りを埋める映像は壮観、の一語。

集まった観衆も100万人を超えるのだそうで、
スポーツイベントとしては日本最大の規模なのかな。

私は知らなかったけど、
コレって、オリンピック代表を選ぶ大会でもあったんですね。

でも、前の方を走るのはアフリカ系の選手ばかりで、
「日本人一位は大会八位」、ですから、

このままオリンピックへ行けば、
「日本人一位はオリンピックで何十位」になることやら。

その程度の成績なのに、
選手選びは相変わらず揉めてますね。

普通は、こう云う場合、
名誉と利権で揉めるモンなんですんですけど、

いまの日本選手の記録じゃあ、
メダルの見込みはまずないんだから、名誉はあまり関係ない。

なら、そんなにもめなくても、
とシロウトは思うんだけど、これ、もう何十年も繰り返してますから、

日本マラソン界、永遠に治ることのない持病なんでしょうね。

ともかくこの大会、
日本人男子の一位なんて、
女子で優勝した選手の記録と10分ぐらいしか変わらないんですからね。

きっと、来年あたりの東京マラソンでは、
女子で優勝した選手の後ろを走るのが「日本人男子一位」と、

説明つきの写真が新聞に載るのかな。





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