漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

アメリカの大統領

2014年12月26日 | 政治・経済・こぼれ話

シリアやウクライナ問題での、
「穏健なオバマ大統領」を見慣れた身には、

「自由と正義を守るためにも、
独裁者から脅迫受けたからと、映画の公開を中止すべきでない」と、

わざわざ記者会見までして、
映画会社の尻を叩いた姿には、アレアレと思いました。

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北朝鮮の金正恩第1書記を暗殺を実行するパロディー映画が、
北朝鮮発と見られるハッカーからの脅迫を受けて、公開中止を決定したが、

オバマ大統領は、記者会見で、
「誰かから脅迫受けたからと、公開を中止すべきでない」映画会社に再考を求めた。

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結局、映画は公開されたそうですが、
やはり、彼も「アメリカの大統領」なのだな、と、あらためて思いました。

かって、左派で知られるニュースキャスターが、
自身の番組で、

「アメリカでは“男らしくあること、勇気、そして戦い続けることに格段高い値札が付いている」と、

いささかの揶揄を込めて話していたことがありますが、

新天地を求めて移住してきた、
「冒険的な人々から成る、アメリカ合衆国の生い立ちを思えば、

ハト派とは云え、大統領として、
「当然言うべきことを言った」までのことなのでしょう。

間違っても、
「落ち目のオバマさんの人気取り」などとは思わぬようにします。







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