寅さん映画で、住職を演じた笠智衆は、
「ご前さま」と呼ばれてたけど、
関西ではかなりエライ御住職でも、「坊さん」と呼ぶ。
これで「ぼんさん」。
「ぼんさんが屁をこいた」のアノ「ぼんさん」です。
この呼び方、
衆生と出家の距離の近さを感じさせて私は好きです。
関東の「だるまさんが転んだ」も禅宗的だけど、
「ぼんさんが屁をこいた」も、
どんな立派な高僧だって屁ぇぐらいコクが、
その屁コキの衆生も、修行次第で人を導く高僧となれるのであり、
立派に極楽往生できる、と、
無垢な子供たちが遊びながら言っている、
とまぁ、そう考えれば、
禅坊主の、一休宗純みたいな生き方をあらわしているようにも思えてくる。
一休さんは、
「御前さま」や、「お坊さま」と呼ぶより、「ぼんさん」と呼ぶほうが相応しい、
などと、懸命に鳴く、
蝉の声を聞きながら、夢想している夏の朝でごんす。
「ご前さま」と呼ばれてたけど、
関西ではかなりエライ御住職でも、「坊さん」と呼ぶ。
これで「ぼんさん」。
「ぼんさんが屁をこいた」のアノ「ぼんさん」です。
この呼び方、
衆生と出家の距離の近さを感じさせて私は好きです。
関東の「だるまさんが転んだ」も禅宗的だけど、
「ぼんさんが屁をこいた」も、
どんな立派な高僧だって屁ぇぐらいコクが、
その屁コキの衆生も、修行次第で人を導く高僧となれるのであり、
立派に極楽往生できる、と、
無垢な子供たちが遊びながら言っている、
とまぁ、そう考えれば、
禅坊主の、一休宗純みたいな生き方をあらわしているようにも思えてくる。
一休さんは、
「御前さま」や、「お坊さま」と呼ぶより、「ぼんさん」と呼ぶほうが相応しい、
などと、懸命に鳴く、
蝉の声を聞きながら、夢想している夏の朝でごんす。