漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「議員さん大移動」と云うオハナシ

2012年12月20日 | 政治・経済・こぼれ話

きのうの続き。

「一票の格差」を無くすには、
選挙区の区割りや定数をイジる必要があるのですが、

自分たちのクビにかかわることを、
議員さんたちに「自分でヤレッ」と言っても、

中々決められそうもないのは、現状の国会を見れば良く分かるコト。

それならば、いっそ、どこかの第三者機関、
例えば、裁判所で決めると云うのはどうか、・・・な~んてね。

まぁ、それは憲法でも改正しないとムリだと思うが、
でも、よ~く考えてみるとコレ、

議員さんを減らそうとするから揉めるのであって、

これが、もし、
定数を増やすと云う話ならどうだろう。

つまり、人口の少ない選挙区から議員をけずるのではなくて、
人口の集中しすぎている都市部の選挙区をふたつに分けて、

各々一人が当選する小選挙区とすれば、
候補者からも、選挙民からも文句は出にくかろう。

例えば、
今まで、有権者七十万人の選挙区は、有権者三十五万人の選挙区ふたつに分ける、

これによって「一票の格差」はかなり緩和されるハズ。

これなら、議員さんも失業の心配はないし、
現行選挙区の住民も、地域の意見が軽視されると云う心配が無いハズ。

さて、こう書くと、
「オイ、オイ、それでは、
 そうでなくとも多い国会議員が益々増えてしまうではないか」と云う声が出そう。

処がここに一つ「メイアン」がある。

確かにこれだと、衆議院では議員さんが大量に増えるが、
ここにもうひとつ、

国会には、
「あまり必要性の無さそうな」参議院と云うのがある。

あそこの定数を大胆に削減して、
その分を「衆議院にまわせばどうか」と云うのが、

私の「メイアン」のメイアンたるユエンなのですが、どうですか。

さて、この話、
その参議院の改革について、あしたも続けます。








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