漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

翼竜

2020年12月18日 | せけんばなし

むかしまだ我が家の子供たちが幼かったころ、
恐竜図鑑を買ったんですが、

私はその図鑑が好きでね、
子供達が寝た深夜、ひとり酒を汲みながら眺めてました。

当然ながら、
載っているのは実写ではなく想像図、

でも、その絵が、
なんとなく映画やテレビの怪獣に似てました。

まぁ、それもそのはず、
怪獣は恐竜を参考に創造したものですからね。

私が子供のころ、
人気のあった怪獣映画に、

「空の大怪獣ラドン」と云うのがありました。

空飛ぶ恐竜、
つまり「翼竜」をモチーフにした怪獣。

翼竜と云うのは、
今から二億年前ごろにいた恐竜の一種。

この翼竜の
恐竜からの進化過程は良く分かっていないのですが、

このたびその謎の一端がつかめたそうです。

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翼竜類は、
羽ばたき飛行を進化させた最初の脊椎動物だがその進化過程は謎だった。

今回研究者たちは、
マイクロコンピューター断層撮影と骨格の化石の再構築を用いることで、

ラゲルペトン類と呼ばれる
肢の長い華奢な体の動物の一群が

翼竜類の姉妹群である可能性が非常に高いことを示した。

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ネットで画像検索すると、
その大きさは別として「足の長いトカゲ」と云う印象ですね。

映画の「ラドン」は、
翼竜「プラノドン」が由来だそうですが、

そのプラノドンは、
カラス天狗のくちばしを大きくしコウモリの羽を付けたような感じ。

蜥蜴、嘴、蝙蝠、
こう並べてみると江戸川乱歩の世界ですね。

何にしても、
今はいい時代です、

重い辞書をひっくり返さなくとも、
クリック一発で恐竜の想像図が次々と現れる。

貧乏老人に有り難いのは、
それらをいくら見てもカネがかからないこと・・・かな。(笑)

 


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