漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

黒魔術?

2017年01月12日 | せけんばなし
このニュースを読んだとき、
これがもし、中世ヨーロッパでのことなら、

生まれた子は、
魔女狩りにあうのじゃなかろうか、と思いましたね。

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子宮移植、慶大が初の申請へ

 病気などで子宮がない女性に、
妊娠・出産を目的に第三者の子宮を移植する子宮移植の臨床研究を、
慶応大のチームが今年中に学内の倫理委員会に申請することがわかった。

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これはつまり、
子の産めない体の娘さんが、

例えば、
お母さんの子宮を、
自分の体内に移植してもらい、出産する場合もあると云うコトですよね。

いや、場合もある、と云うより、
子宮を摘出してもいいと思えるほどの決意は、

他人では難しかしかろうから、
現実には“そういう場合の方が”多かろう。

こう云う体の娘さんとしても、
頼めるのは母しかないだろうし、

「孫の顔が見たければ・・・お願いママ」と娘に頼まれたら、
我が娘に引け目のある母としても、イヤとは言いにくいだろうから。

最近の「医学の進歩」は素晴らしいのですが、
私のような時代の変化に付いて行きかねる年寄りから見ると、

これはもう、

医術が「進歩を通り越して」、
黒魔術の世界へ踏み込んでいるような気がしてしまう。

それにしても、
母から移植した子宮で産んだ子は、誰の子なんだろう、

私なんかの感覚だと、

同じ子宮から生まれ出た女の子なら
実の“妹”ではないか、と思ってしまうのですが・・・・・。

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【魔女狩り】まじょがり
1 13世紀から18世紀にかけて、
ヨーロッパの国家とキリスト教会によって行われた異端迫害。
魔女として告発された者を宗教裁判にかけ、多くを火刑とした。

【黒魔術】くろまじゅつ
邪悪な意図のために行う魔術。
妖術。
幻術。



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