漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

心冷え冷え

2016年05月17日 | スポーツ

今朝、ネットのサンケイニュースに、
びっしりと群れ集まった人の波を空撮した写真が出てます。

タイトルが、
【レスターV】優勝パレードに25万人 岡崎も笑顔で参加

先日、田舎町のサッカーチームが優勝して、イギリス中が、
いや、世界中かな、大騒ぎになりましたが、

その地元での優勝パレードに詰めかけた人々です。

空撮ですからね、
一人一人は点でしかないんですが、

それでも、この大群衆が喜びにあふれてるのが伝わってくる。

こう云う感じは、百の文章より一枚の写真、ですね。

映像の説得力、を思い知らされます。

話変わって、昨日の国技館、
満員の場内が、一瞬シーンとする場面がありました。

結び前の一番、
大横綱の白鵬に気鋭の勢が挑んだ一番。

立ち合い、両者がぶつかったと思った瞬間、
勢がフラフラと崩れ落ち、昏倒、暫くは立てなかった。

ビデオで見ると、
白鵬が右の肘を鍵のように曲げて突き出し、その肘が勢の顎あたりを直撃してます。

レスリングに肘打ちと云う技がありますが、
あれは肘を出す方が肘で殴りに行くわけで、受ける方は、身を引いて衝撃を受け流します。

しかし、相撲の場合、土俵から押し出されたら負けですからネ、
ぶつかって行く、

つまり交通事故で、被害者の方からぶつかって行くようなもの。

おまけに、白鵬の肘は、
分厚いサポーターが二重に絞められている。

あれは凶器ですね。

無論、ルール違反でないから、罵声は飛ばない。

しかし相撲を見に行ったファンは、
案に相違して、空手家が必殺技を出すような場面を見せられた分けですからね。

声も出ない。
イギリスのサッカーファンとは逆にね。

私も、心冷える思いをしました。






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