三年ほど前かな、力士の野球賭博がばれたときも
大きな問題になったけど、
本当の意味で、
大相撲が存廃の危機にまで追い込まれたのは、
携帯メールの調査から、
本業の相撲で、八百長が疑われるような事態に陥ったからでした。
競輪は合法的だけど、
競輪選手が車券を買うことは認められていない。
あたりまえだけど、八百長を疑われるから。
今回のジャイアンツの選手による賭博疑惑も、
麻雀やポーカーで終わっていれば、スキャンダル程度で済んだかもしれない。
だけど、プロ野球選手が、
プロ野球を対象にした博打に賭けたでのは致命的。
身に覚えはなくとも、
八百長を疑われるのは仕方ない。
追放になった三選手の一人は、
以前にも会社から警告を受けていたのに、
「その後もどうしてもやめられなかった」と話し、
「今は自分の甘さを後悔している」とも語ったそうだ、
その、どうしても止められなかった博打も、
プロ野球を離れた今となれば、やってもそれほどの罪にはならないんだろうけど、
今さらその気にはなれないだろうなぁ。
「今まで野球しかやってこなかったので、どうしていいか分からない…」と語った選手も居たそうだけど、
そぞろ哀れをもよおす談話です。
もっとも、本当に気の毒なのは、何も罪のない御家族なんだけどね。