このごろは「コロナ」と言えばそれだけで通じるが、
きちんと言えば、
「表面に花弁状の突起があり、
それが太陽のコロナのように見えることから付けられた新型ウィルスの名」であり、
ではその「太陽のコロナは」と云えば、
「太陽大気の最外層で、
皆既日食の際に、黒い太陽の周りを取り巻く真珠色に淡く輝く部分」のこと。
そこから、
単なる「光の輪」をコロナと言ったりもするのだが、
今朝の新聞で解剖学者の養老孟司さんが、
「コロナ報道をするテレビに違和感がある」と云うような事を仰っていた。
テレビだとコロナウィルスが映し出され、
そのすぐ後にスタジオに居る司会者たちの姿が映し出されるが
画面に写るコロナウィルスの大きさよ比べれば、
司会者のサイズは「百万メートルのケタ」になるハズで、
顕微鏡写真とスタジオの風景が
画面の中では同じサイズに映し出される事に強い違和感を感じるのだそうな。
つまりテレビ画面に拡大されたコロナウィルスの比率で、
そのまま司会者のサイズも拡大すれば、その身長は本州ほどのサイズになると云うのです。 (笑)
ちなみに言えば、
太陽の直径は地球の百倍だそうだから、
新型ウィルスに太陽の光環と云う意味のコロナと名付けたのみか、
同じテレビ画面で見ると云うこと自体が、
神をも恐れぬ大胆な所業だと云うことになりますかな。 (笑)