きのうのネット辞書、
検索ランキングの二位が「若気る」
~~~~~~~~~~~~~~
【若気る】にやける
1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。
2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。
~~~~~~~~~~~~~~
「補説」として、
文化庁による平成23年「国語に関する世論調査」では、
「なよなよとしている」の意味で使う人が14.7パーセント、
「薄笑いを浮かべている」の意味で使う人が76.5パーセントと出ている。
でも この言葉、
もともとはチト違う意味がありましてね。
それは、
「若気」と云う言葉を引いてみると分かる。
~~~~~~~~~~~~~~~
【若気】にやけ 《古くは「にゃけ」か》
1 男が派手に着飾ったり、媚(こ)びるような態度をとったりすること。また、その人。
2 男色を売る若衆。陰間(かげま)。
~~~~~~~~~~~~~~~
古来からある男の同性愛は、
女人禁制の寺社会、坊さんの間で盛んだったが、
戦国時代になると、
武将に仕える「美少年の小姓」が、
女性の居ない戦場での相手となることがあった、そうな。
一例をあげれば、
織田信長と若き日の前田利家などは有名。
当時のそれは、
武家社会だけに、かなり男っぽいモノだったようで、
江戸時代、
武士の手本として書かれた「葉隠(はがくれ)」には、
「互いに想う相手は一生にただひとりだけ」
「相手を何度も取り替えるなどは言語道断」
また、相手が
人間として信用できないような浮気者だったら、
「付き合う価値がないので断固として別れるべきで、
怒鳴りつけてもまとわりついてくるようであれば、切り捨つべし」とあるそうな。
井原西鶴にも
「男色大鑑」と云う著書があり、
これも様々な衆道が描かれていてケッコウおもしろい。、
日本の「性的少数者」の歴史も、
なかなかに深くて長い伝統がありますな。 (笑)
===============
【衆道】しゅどう
《「若衆道 (わかしゅどう) 」の略》
男色。しゅうどう。
検索ランキングの二位が「若気る」
~~~~~~~~~~~~~~
【若気る】にやける
1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。
2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。
~~~~~~~~~~~~~~
「補説」として、
文化庁による平成23年「国語に関する世論調査」では、
「なよなよとしている」の意味で使う人が14.7パーセント、
「薄笑いを浮かべている」の意味で使う人が76.5パーセントと出ている。
でも この言葉、
もともとはチト違う意味がありましてね。
それは、
「若気」と云う言葉を引いてみると分かる。
~~~~~~~~~~~~~~~
【若気】にやけ 《古くは「にゃけ」か》
1 男が派手に着飾ったり、媚(こ)びるような態度をとったりすること。また、その人。
2 男色を売る若衆。陰間(かげま)。
~~~~~~~~~~~~~~~
古来からある男の同性愛は、
女人禁制の寺社会、坊さんの間で盛んだったが、
戦国時代になると、
武将に仕える「美少年の小姓」が、
女性の居ない戦場での相手となることがあった、そうな。
一例をあげれば、
織田信長と若き日の前田利家などは有名。
当時のそれは、
武家社会だけに、かなり男っぽいモノだったようで、
江戸時代、
武士の手本として書かれた「葉隠(はがくれ)」には、
「互いに想う相手は一生にただひとりだけ」
「相手を何度も取り替えるなどは言語道断」
また、相手が
人間として信用できないような浮気者だったら、
「付き合う価値がないので断固として別れるべきで、
怒鳴りつけてもまとわりついてくるようであれば、切り捨つべし」とあるそうな。
井原西鶴にも
「男色大鑑」と云う著書があり、
これも様々な衆道が描かれていてケッコウおもしろい。、
日本の「性的少数者」の歴史も、
なかなかに深くて長い伝統がありますな。 (笑)
===============
【衆道】しゅどう
《「若衆道 (わかしゅどう) 」の略》
男色。しゅうどう。