漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ホンネ

2015年11月30日 | せけんばなし

「10歳以上15歳未満の男の子」と云うのはかなりの巾がありますね。

10歳なら、小学四年生ぐらいか、
15歳なら、中学三年生。

小四と中三なら、大人と子供ほどの違いがある、と云えば言い過ぎかな。

ともかく、その中三だか小四だかの男の子が亡くなり、
脳死と判定され、臓器提供が行われた、と云うニュース。

ご両親は、
「1人でも多くの人が助かり、元気になるなら、喜ばしいことだと思う。
(息子が)どこかで生きていてほしい」とコメントし、

肝臓と肺が十代の男女にと聞けば、
それはまぁ、いかにも今どきのニュースなのだが、

残る内臓、膵臓や腎臓がそれぞれ、
60代の女性と40代の女性に移植予定、と聞くと、ちょっと複雑な気になってくる。

私の神経としては、

10才あまりの少年の内臓が、
60過ぎのお婆さんや40台のおばさんへ移植されることに

ある種の、“傷ましさ”を感じてしまうのです。

もちろん、こんなことは、
部外者がとやかく言うことでないのは分かっているつもりですが。

同じ日に、こんなニュースもありました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    市会議員が差別発言

 神奈川県海老名市の市会議員が、
Twitterに「同性愛は異常なのだ」などと投稿し、

批判が相次いだ。

市議はその後謝罪し、投稿を削除した。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ちなみにこの市会議員さんは71才だそうです。

71のお爺ちゃんなら
「無理もないかなぁ」とは思うのですが、


今の時代は・・・特にね。




市会議員ともあろう方が、
こんなことを人前で言っちゃダメですよ。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。