郵政労働者に対する不当配転をやめろ

　郵政労働者は民営化後、各事業体労組になったのだが、労働組合のない組織化されていない職場も多く、郵政民営化後強制配転、それがいやならやめろという攻撃をかけてきた。
　許せない。民営化後は、サービスの質もよくなると謳っていた。これがまったくの嘘だったということがわかったのは、この一年のことだ。
　各事業体独立なのに、旧三等郵便局をそのままにしたため、どちらに帰属するかということと、各事業体の支店ということになっている。
　郵便事業体、保険事業、そして銀行事業体だ。各自治体の郵便局のまとめ局に店長というか管理職(店長職）が３人いる状態になったことによる足の引っ張り合いも、醜いものになっている。たとえば、年賀はがきの売り込みは今までなら一局だったのが、お客にとっては誰から買っても同じなのだが、事業体にとっては、他人の事業の協力をしたことになってしまうのだ。
　地方総局の事業体も悲惨なことになっている。これも都市に暮らす私たちには、具体的には何も見えてこない。
　郵政民営化を廃止し、国営に戻すべきだ、不採算部門の清算など許されない！