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祖谷渓挽歌(いやだに・ばんか)~藍 友紀(あい・みゆき)著

「2007年自費出版文化賞」大賞受賞作品の紹介およびその周辺事情など。

12-12/戦後全府県に最低一大学医学部を作るとの政策の下、乱造された医師

2016-12-12 21:59:15 | Weblog
 基本的理念は良し。問題は、その方法。この実態を隠蔽して明らかにしない責任は、厚生省にある、と論じる者、少なからず。被害は患者になる国民を襲う。各有名予備校にも多くの資料があるといわれる。如何。
一部に医師免が利権化している実情は悲しい。国家試験専用の予備校の存在は何を語る。日赤、聖路加の看護師の偏差値が遥かに優越している場合が少なくないのは受験界の常識。それ自体は結構なことだが、医師の世界の庇いあいも程々に。

<産科重大事故>リピーター医師の根絶困難 是正制度不十分

毎日新聞 12/12(月) 15:01配信


愛媛県今治市の産婦人科で出産直後の女性の死亡などの重大事故が相次いでいたことが明らかになった。医療事故を繰り返す「リピーター医師」は、重大な医療事故が多発した1999年ごろから問題視されるようになった。厚生労働省は2007年度から行政処分を受けた医師の再教育を義務付けたが、事故の繰り返しは明るみには出にくく、是正制度は十分とはいえない。

 医療事故に備えて医師や医療機関の多くは保険に加入し、開業医には日本医師会が契約する医師賠償責任保険がある。過去の機関誌によると、73~95年に患者側から100万円を超える損害賠償を2回以上請求された医師は511人に上る。

 厚労省の審議会は02年、刑事事件にならなくても明らかな注意義務違反があった医療ミスを医業停止などの行政処分対象とする方針を示したが、実際に処分したのはわずか2件。ミスの繰り返しを理由としたのは12年の戒告1件だけだ。

 昨年10月から医療事故調査制度が始まり、従来は特定機能病院などに限られていた死亡事故の報告義務が、全ての死亡事故に拡大された。しかし、事故の繰り返しをチェックしたり、外部が是正を求めたりする仕組みにはなっていない。

 一方、日本産婦人科医会は04年から会員に重大事故の報告義務を課し、調査や改善指導する独自制度を作った。年間100~600件台の報告があるが、報告するかどうかは医師の判断任せで、同医会に業務停止などを命じる権限もない。リピーター医師の排除は難しいのが現状だ。【清水健二】
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最終更新:12/12(月) 18:55

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