10月8日(金)昼席より、報恩講法要を厳修しました。
御講師は、北広島町 本立寺住職 朝枝暁範先生でした。
オイル(老いる)ショックの導入から、宮大工の棟梁のお話しをききました。西岡棟梁は、お祖父さんに宮大工になるには農学校へ行けといわれ農学校を卒業されています。宮大工になるには木の育った環境をよく知ることだとお祖父さんは思われたのです。木の育った環境を知り、その木の個性(クセ)を生かした使い方をすると、樹齢千年のヒノキで作った建築物が千年以上、美を保った姿で現存する、と言われます。堂塔の建立には木を買わず山を買え等、宮大工さんの世界観、プロジェクトXからのお話し、感動でした!

樹齢千年の木を使えば建造物は千年もつ」ということで、法隆寺の修復、薬師寺金堂の再建を行われた棟梁です。達人の智慧ですね。口伝の智慧でもあります。
老という字には、年をとるという意味の他に、豊かな経験、尊敬、熟練という意味がある。大老・老中、老舗など、そうですね。
心豊かな念仏者として生きていくということを味わいました。
7:30から、晩席のお勤めをいたしました。
「十二礼」をお勤めしました。
晩席も、お得意の絵を描いての御法話、皆さんとお聴聞しました。
お説教のあと、仏教讃歌を歌う会南無の会の練習がありました。
明後日の、献灯・献花・献香の練習もしました。
お疲れさまでした、明日も引き続きお参り下さい。