今日は10:00より、絵本の読みきかせ会がありました
今日の絵本は、「かわいそうなぞう」と「じごくのそうべえ」でした!
8月は、終戦の日とお盆にちなんだ絵本を選んでくださいました。
終戦当時のことを語り合いました!
「かわいそうなぞう」
子供の頃にきいた、上野動物園の象の話。戦争で一番傷つくのはいつも動物や一般市民だったりします。
そんな中で最後までなんとか象を守れないものかと苦労し、最後には、やはり殺してしまうしかないという
苦渋の選択をさせられる飼育員と、最後まで懸命に生きようとがんばる象の姿が涙を誘います。
利口な象は薬殺しようとしても、その餌を食べなかったのです。結局は餓死するのですが、餌をもらえると
思って、覚えた芸をしてみせたり、飼育係の人を見ると悲しそうな目で見つめたりと・・・
本当に心にしみいる本でした。飼育係の人が、象への愛着から、思わず餌をあげてしまう場面には、
人の心の優しさと切なさが詰まっていて、子供のこころにも響く一冊と思います。
「じごくのそうべえ」は、関西弁でテンポがよくてとにかく、おもしろい本です!