やふねでふねいりふね

早期退職後の日々

旅の後は観劇など

2014-11-13 02:41:41 | 歌舞伎
たった1泊の旅行で疲れて、1週間以上ブログを更新していないのに気付いた。
明治座、国立劇場、歌舞伎座で歌舞伎を見て、映画も見て、その間に実家にも行ってきたが、自宅に戻ると疲れてすぐ寝てしまった。

明治座は四代目猿之助奮闘公演。昼の部の「女團七」は初めて見る芝居だったが、夏の設定で本水まで使って寒そう。夜の部は三代目が200年ぶりに復活した「四天王楓江戸粧」(してんのうもみじのえどぐま)。登場人物が多くてややこしいけど、宙乗り2回、派手な立ち回りもあり楽しめた。

国立劇場は通し狂言「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)。人間国宝の坂田藤十郎丈が政岡をつとめて、風格はさすがだが立っているのが難しいのか、御殿の幕切れで柱につかまるかたち。ふつうの演出は若君を打掛の中に入れて守っているはずだけど…。橋之助丈の仁木弾正は憎らしさは少ないが、すっきりした悪役で良かった。

歌舞伎座の昼の部、「寿式三番叟」は染五郎丈と松緑丈が張りのある踊り。「井伊大老」は吉右衛門丈の当たり役で、いつもやらない奥書院と桜田門外もあるので井伊直弼の人柄や苦悩がよくわかった。「熊谷陣屋」は幸四郎丈がじっくり演じていたが、最後に花道での有名なセリフ「十六年はひと昔、夢だ、夢だ~」と言うのを朗々と謡い上げるので、他の人とは役の解釈が違うと感じた。
夜の部は来週見る予定。

映画は「エクスペンダブルズ3ワールドミッション」。CIAの特殊任務を請け負う使い捨て軍団。リーダーのシルベスター・スタローンが高齢の仲間を犠牲にしないためにリストラして、若いメンバーを新しく集めて作戦を実行するが、失敗してメンバーが拉致されてしまい、古い仲間の助けを借りて救出し敵もやっつける。大がかりなアクションシーン満載でスカッとする。シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、ドルフ・ラングレン、アントニオ・バンデラス、ほかにもアクションスターが何人も出演してる。かなり前に活躍した有名スターたちだからお客も高齢の男性がほとんど。


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