猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

私が出会った天晴れな女達 

2012年09月24日 20時25分13秒 | 雑記
天晴れと思う女性 その1
遠い親戚にちょっといい加減な(金と女にだらしない)オトコがいた。
チャライといっても当時既に60歳台。
男性の年老いた父親が病院に入ったときに知り合った看護士 (女性 昔でいう白衣の天使さんですな) と付き合い始めた。
オトコに妻はいないし、親が都内に土地持ちということも有りお金はあるし、特に問題があったわけではない。
20歳そこそこの彼女に毛皮のコートや車や何やかや、買ってあげてご機嫌を取っていた。
その代わり、彼女も退院したオトコの父親の面倒を職業柄良く見たので、親戚一同特に何も言わないで2年くらい過ぎたかな~。
オトコの父親が亡くなり、しばらく過ぎてオトコの財産も傾きかけてきた。
突如 白衣の天使さん は、これまた年上のお医者様と結婚したそうな。

それを聞いたとき、思わず 天晴れ やな~と思ったよ。
同性の私としては、どうせやるなら ここまで やったれ !
という気持ちかな。(笑)

その後、年上医者との結婚生活の愚痴を 昔のオトコ に言ったりするそうな。
聞くほうも聞くほうだと思うけどな。。。
 

天晴れと思う女性 その2
今はもう付き合いは無いんだが、昔 胸の綺麗 な友達がいた。
要するにボインな女性で、彼女もそれが男達に対して武器になることを十分知っていた。
私だってそんな魅力的な体を持っていたら最大限に使うわよ。
持ってないだけで…。

地方から上京した彼女は、まず芸能界で活躍すべく彼女なりに努力したんだろう。
が、世の中そんなに甘くない。
私から見ても、胸は魅力的だがスタイル的には十人並みの彼女くらいのタレント候補ははいて捨てるほどいたろう。
昼は派遣社員、夜は飲食関係のお仕事をしながら頑張るうちに知り合いも増えてきた。
甘い話も有ったろう。
彼女の偉いところはまったく水商売に染まることも無くバランスよく何年もそんな生活を続けたことだ。
昼間会うと人から貰った地味~なブラウスなど着ていたが、話を聞くと一流ホテルのエステに通って体磨きをしていたりする。
私はそういう、自分が重要と思うところにはお金を掛け、その他のところはばっさり切る、というバランス感覚が好きだった。

そうこうするうち、一時は銀座の女子大生クラブのママなどやっていたが、今は西の方のゴルフクラブで休憩所の権利を買って、うどんやそば、パンなど販売して地道に稼いでいるはずだ。
関東と違い関西ではゴルフはスループレイ(18ホール続けて廻る)が普通で、おなかが減ったら途中の休憩所で軽食を取るのだそうだ。
いつか、彼女の居るゴルフコースへ行って休憩所で旧交を温めるのが私の夢である。

彼女の場合、結果が見事というより、節目節目の決断が見事だったなと思う。
未来を考え、でもちゃんと、とりあえずの利益も確保しながら生きていくのは、芸能界や夜の商売という誘惑の多い世界ではよほどしっかりしていないと出来なかったのでは無いか。


天晴れと思う女性 その3
もう一人、高校卒業後、18歳で地方から上京して銀座のクラブに勤めた知り合いが居た。
もともと派手な子ではなく、高校生になっても親の影に隠れているような引っ込みじあんな子だった。
そんな自分を変えたくて大都会に出てきたという。
昔ながらの田舎の父親の影響からも逃げたかったんだと思う。

美人でスタイルも抜群、若い彼女は瞬くうちに店のナンバーワンになった。
もてはやされても有頂天にならず、業界のしきたりやカラクリも覚えた彼女は、この仕事は若いうちだけだと言うのもわかったと言う。
20歳前後にすっぱりやめ、他の業界に転職した。

個人経営企業の若旦那を捕まえ、子供二人も成人したばかり。
午前中はテニスに通い、お昼は友人達と女子会ランチ、見るからにいいところの奥様になっている。
今 婚活 をやっている女性にしてみたら理想の結婚だろう。

しかし彼女にも苦労が無かったわけではない。
同居のだんなの両親や親戚筋に関する愚痴はこの何十年会うたび聞かされた。
まあ、そんなこたぁ、どこに嫁に行ってもあることだとは思うが。
義理の両親の介護を経て二人とも見送り、いまや彼女の天下である。(笑)


結局、自分の落ちどころ、落とし所を見極められる女性が頭のいい女性と言うところか。
果て、自分は ?




               越し方、行く末思い煩うトミー。



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2 コメント

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マンガとからめて。 (トミー。)
2012-09-26 10:12:11
カツゴンの母様
ほんとはマンガとからめて書きたかったんだけど、ちょうどいいのが手元に無かったので、自分の見聞きしたものだけで書いちゃった。

1の人はもううわさを聞かないけどどうしているんだろう ? 
万一年上お医者様と分かれてても、しっかり慰謝料とか貰っていそう。(笑)

2 の人覚えているよね。
しっかりしてたと思う。
あまり人に芸能界とかお水関係とか言わなかったしね。

3の人のだんなの商売は結構堅いけど、この不景気で昔ほどではないようです。
でもサラリーマンよりは優雅な暮らしをしているよ。

どっちにしても、ハタで見ている分には面白い人の人生より、自分の人生しっかり生きましょうね !
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あっぱれなり (カツゴンの母)
2012-09-24 23:05:38
その1 その2は以前に伺ったことのある話(うち一人は私も知ってる)その3の方も皆さん「あっぱれ」

その1の方は「世渡りうまい女の子」それで、ある意味「諦めの良い」女の子。 お医者さんは人にもよるが、浮気の確率高し!その辺の諦めが良いとみた。それとも「べたぼれ」させたかな?

その2の方は夢をあきらめたときの決断の強さはすごいと思う。体つきから言えば、一歩間違えば「AV」の道もあったかもしれない。自分の中での線引きがしっかりしている人だったから、自分で道を作ったね。

その3の方は、周りからは玉の輿と言われたけれど、きっと今初めて「玉の輿」実感できてるのかな?経営者はお金も稼ぐけど、こけたら悲惨だし、財閥系の御曹司とか地方の本気で、ひと山あてて金利で贅沢出来る人でなければ、こけたときの奈落の底の深さはひどいもんね。

もし・・・だったら・・と一時の夢を見るのがお似合いになったカツゴンの母でした。

我が家は、変わらず、ドタバタです。
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