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634th VIBS☆エレファント。

2007-03-27 | 映画・DVD



サイダー買ったらオマケで付いて来ました。
これを見て、駄菓子屋にあった
プロペラがついた飛行機を思い出しました。
今でもあるんだろうか・・・?

ということで、オレ参上。

夜、DVDが見たくなり、
ちょっくら近くのTSUTAYAへ。
ビバ200円セール。

運命的かどうかは知らんが
黄色のパッケージが「キル・ビル」より気になったので
「エレファント」という映画のDVDをレンタル。


エレファント デラックス版(Amazon)

5枚ぐらい借りようと思って行ったのに
なぜかそれしか見たいものがなかった・・・
いや、むしろ何枚か持っていたのですが
最終的には「エレファント」1枚。

帰って早速鑑賞。

舞台はアメリカ オレゴン州 ポートランド校外の高校。

学校に送ってくれた父が酒に酔っていることに気がつき、
兄に迎えに来るよう電話する生徒。
公園を散歩するパンキッシュなカップルを撮影する生徒。
噂話や母親への愚痴に花を咲かせる3人の女生徒。
アメフトの練習後、恋人と待ち合わせてる生徒。
いじめられっ子は親友を待っている。

色々な生徒の生活を映した
ドキュメント映画のように思えるが、
異様に不穏な時間が流れていく。

映画によくある起承転結ではなく
手前の物しかピントがあっておらず
遠い所にあるものは、ぼやけてるく感じ。
だから不穏に感じるのか。

しかし、ラストのシーンで
この不穏な空気が一気に晴れる。
“ある事件”が起きるのです。

アメリカで実際に起きた“ある事件”の事を
映画にした作品のようです。

その“ある事件”とはDVDを見れば分かります。
ヒントは「カラシニコフ銃」と「マリリン・マンソン」。

いつもの場所で事件が起きるかもしれない。
いつもの場所で事故が起こるかもしれない。
もしかしたら電車とかで隣に座ってる
ごく普通の人が凶行に及ぶのかもしれない。
平和そうな現実でも
非現実的な事(事件・事故)とは、いつも隣り合わせで
決して特別な場所で起こるわけじゃないって事を
考えさせられる映画でした。

それにしてもこの映画、出てくる高校生がリアルすぎる。
そう思ったら、オーディションで選ばれた
本物の素人高校生だったのね。
この映画に出てくる俳優は大人3人だけだとか。

久し振りに奥が深い映画と出会いました。


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