むすんで ひらいて

YouTubeの童話朗読と、旅。悲しみの養生。
ひっそり..はかなく..無意識に..あるものを掬っていたい。

再会あれこれ

2015年09月23日 | 日記

こんばんは。連休は、いかがでしたか? 

一昨日帰ってきた愛知県の三谷温泉は、まだ元気に蝉が鳴いていて、海辺は水遊びの子供たちでにぎわい、少し歩くと汗ばむほどの夏の風情でした 月初めに長野県白馬村に行った時は、森の空気はヒンヤリ澄み、ほのかに色づきだしたもみじを見つけましたし、先週の東京は街も人もすっかり秋の出で立ち、家では栗赤飯を炊いたり秋刀魚を焼いたりしていたので、こんなふうに夏の気配に再会するとなんだか時の感覚がクラっとするようでした。

 

先月、カウンセリングを教わってきた先生から、「家のベランダで花火大会を観賞するから、いらっしゃいよ」とお電話をいただきました。日にちは迫っていたのですが、なぜかこの機会は大事にした方がいい気がして、予定をやりくりし一夜のホームパーティーに参加させてもらいました。先生はご高齢ですが、毎日テニスで走り回られるほどお元気で、長い間ひとり暮らしをされていました。

ところが花火の夜の数日後、ご家族から目の届くところへ引っ越してきてもらいたいという話が持ち上がり、一月経った今はもう新居に移られてしまいました。

以前よくお宅を訪ねては、たくさんの事例や著書のお話を伺ってきたので、あの日久しぶりに遊びに行かれ、先生のご友人たちと風鈴の揺れるベランダで迫力満点の花火を味わえたのはもちろん、前と同じように特製コーヒーを淹れていただいて和やかに過ごせたことを、よかったなぁと思います

 

花火の翌日、先生とご自宅近くの琵琶湖を散歩しました。手前のベンチには白黒ぶちのわんこと男性が、隣にはカップルが並んで、のどかな午後をたのしんでいました

 

三週間ほど前には、こんなふしぎな再会もありました。

やはりお世話になってきたカウンセリング学校時代のもうお一人の先生のことが、「しばらくお会いしてないわ。どうされてるかしら」と、折に触れ気にかかっていました。ある晩お話ししたいことがあって、受話器を片手に時計を見たのですが、すでに22時を過ぎていたので思い直してまた別の機会を待つことにしました。

と、二日後の東京駅で、下りの新幹線を待つ間ベーカリーカフェに寄り、コーヒーを一口飲んで目を上げたら、すぐ前のパン棚に向かってトングとトレーを手にパンを選ばれている先生がいらっしゃいました。今は神奈川県湯河原にお住まいで、もう東京にはいらっしゃらないんだから、「そんなぁ、まさかぁ」と再びカップに視線を落としましたが、もう一度、やっぱりそこに先生そっくりな表情をお見かけした時は、「ああ、そうだ。会いたかったから会えたんだ」と、妙に納得して挨拶に駆け寄りました。

その日はたまたま、ご主人の健康診断で一緒に東京に来られていて、帰りの新幹線まで一休みされるところだったのです

 

こちらは今年バリ島のクタで、雨の上がった直後に撮りました。雨雲の向こうから、恋しかった光がまた降り注いできました

 

漁船にも

 

 子供たちにも

 

三人の釣り人にも

 

 

 

 

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