月曜日。 西東京の森は、花と木漏れ日と静寂をたたえていました。
こちらは週末に読み、生活を丁寧に、思い込みを減らして透明な心で生きたいと刺激を与えられた本です。
限りなく透明に凜として生きる―「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光 佐藤 初女(著)
かうんせりんぐ かふぇ さやん http://さやん.com/
月曜日。 西東京の森は、花と木漏れ日と静寂をたたえていました。
こちらは週末に読み、生活を丁寧に、思い込みを減らして透明な心で生きたいと刺激を与えられた本です。
限りなく透明に凜として生きる―「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光 佐藤 初女(著)
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井の頭公園の桜をはじめて見たのは、大学の入学式の帰りでした。
それからほぼ毎年、お花見のにぎわいに身をひたしてきたけれど、今年は外国の人がひときわ多くて観光地の高揚感も入り混じっていました
前日の雨でぬかるんでいる土をよけ、池の方へ。
ベンチが並び、噴水の水音に落ち着くスペース。
庭の縁を彩るジャガの花、ここにも、こんなに!
ふわぁーっと風が吹いて、一面夢のような花吹雪に。
両手を広げて見上げるひと、くるくる回るひと、やわらかな歓声。
吉祥寺駅につながる細い道には、これから夜桜を楽しむひとの流れが続いていました
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境内の桜やポン菓子のような源平しだれ桃をくぐって、母のお墓参りをしてきました
こんなに咲いてたんだなぁ~と、今写真を見てあらためて思いました。
目の前にある時は、それをめいっぱい体験していて、ちょっと離れると奇蹟的な瞬間だったと気づく毎日です。
こころのなごむ週末を
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春ですね
庭の花壇は一面むらさきのムスカリに覆われ、植え込みの間に淡いピンクのヒヤシンスが可憐に顔を覗かせて、白や黄色のちょうちょが風に乗って遊んでいます
以前一人暮らしをしていた頃、時々夜遅くにご飯を炊くことがありました。
もう晩ご飯の後だったので、冷凍にしたり、翌朝のおにぎりを作るために
炊飯器のスイッチを入れてから一時間もしないうちに、「ゴボゴボゴボ・・・」という待ち遠しい音、白い湯気と一緒にいい匂いがあふれ出します。
ご飯の代わりにクッキーを焼けば、バターと卵とお砂糖のふんわり甘い香りが立ち込める中で眠りにつきました。
どちらも、好きなものがだんだん出来上がっていく幸福を昼間とは違う濃密さで味わったものです。
春とはいえまだ肌寒いこの夜に、桜のつぼみがどんどん開いていく様子を想ったら、ちょっとあの時の感じを思い出しました。
今日は今月読んだ本の中から、特に共鳴を覚えたものを載せてみます
タオを生きる---あるがままを受け入れる81の言葉 バイロン・ケイティ (著)
実践 引き寄せの法則 感情に従って“幸せの川"を下ろう エスター・ヒックス & ジェリー・ヒックス(著)
バカなおとなにならない脳 養老 孟司 (著)
これからのビジネスエリートは「見えない力」を味方にする 飛沢 誠一 (著)
読んだ後は、前よりコクのある自分になっているはず。
よかったら楽しんでみてください
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10月。初日は雨も降り、朝からヒンヤリしていました。
衣替えの続きに、生前絵を描いていた母の、入院前に片づけていったままの物置をひとつ整理しようと奥をのぞいてみました。スケッチブックや完成した絵や、画材などのすき間に長方形の白い箱。横には、「古美研時 落葉と種」と書かれたメモが貼ってありました。
ふたを開けてみると、一番上の薄い包み紙の中から銀杏やもみじ、芙蓉やヒイラギなどの乾いた葉っぱがカサカサ音をたてて出てきました。きっと、美大で古美術研究をしていた時、訪れた場所で拾い集めたものでしょう。その下には、小さな封筒やビニール袋に分けられた、まだ皮がつやつやしている栗のような木の実やいくつかの枯芙蓉たち。袋それぞれに、山下公園、建仁寺、唐招提寺、哲学の小路、吉祥寺、不退寺と場所が記され、日付が添えられていました。
それらを広げたら、一気に、遠くの深い秋をひっぱり寄せた気がしました。
明日、庭の木立の下にまこう。ここにはいつか、ロサンゼルス郊外の海辺ですくってきた一握りの砂もまいたことがあります。家族の歩いてきた時間と場所が重なって(物置の肥やしも、これでほんとの肥やしになって)新しい土に変わっていくでしょう。芙蓉(Hibiscus mutabilis)のmutabilis は、ラテン語で「変化しやすい」という意味でもあるそうだから。
バリ島サヌールで、静かに、ゆったりとやってきた日暮れに撮った写真です。
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