比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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武州寄居・・・鉢形城址から荒川を見た

2009-03-27 | 古城・城址・陣屋・館跡
武州外秩父の山の上から寄居町の折原方面に下りてきました。鉢形という地籍です。
鉢形城に寄りました。
鎌倉時代から室町時代、1476年足利一族の長尾景春が築城したといわれます。
そのごいろいろあって1564年小田原北条の一族北条氏邦が入城、1590年豊臣秀吉の小田原攻めで北条氏は滅亡、この城も落城、「栄華の夢もここかしこ」どころか跡形もなく消えてなくなったようです。
畑地であったところのようですがその後の発掘調査により1932年国の史跡の指定を受けています。

城門であるかどうかはわかりません(最近の建設のようです)。説明では虎口と書いてあります。説明板を読んでみましたが要領を得ません。


中に入ると2段になった広場があります。よくわかりません。

広場の北の端から荒川と河岸段丘の上の寄居の町が、上流にJR八高線荒川橋梁が見えます。一部トラス式、一部プレートガーダー式構造の鉄橋です。1934年建設。
城跡はなんの感慨もないところでしたがこの眺めはイイ。


地図を見ますと荒川と深沢川に挟まれた段丘上の山城、段丘の背後は平らですから難攻不落とは行かないでしょう。

  松風さわぐ 丘の上
   古城よ独り なに偲ぶ

松風もさわいで」いないし、「崩れしままの石垣」もありません。
うちに帰って夕飯の支度をしよう。早春の外秩父巡業はこれでオシマイ。


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