比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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荒川の天端から・・・武蔵水路を眺めてみた

2009-10-31 | 道をゆく 埼玉イイなっ
 
10月28日、晴れ~ 
荒川のポタリング。吹上のコスモスアリーナの堤防上の駐車場に車を停めて、左岸を下流に向けてスタート。
武蔵水路の糠田放水場までコスモス街道を見ながらのんびりポタポタ。

ふりかえれば吹上のコスモスアリーナから堤防小段にえんえんとコスモスが続きます。
堤防の右は堤内の水田地帯。左は堤外(河川敷)・・・河畔林と田畑が広がります。

天端から堤内(陸地側)を見ると武蔵水路の終点の糠田排水機場。前の白いのは糠田樋管(水門)。
武蔵水路の普通の水流は樋管で、元荒川、忍川などの増水は排水機で強制排水する仕組みのようです。

堤外を見ると、糠田樋管(水門)、右からの排水機樋管からの水流と合流、堤外水路600mで荒川に注水。

道を回りこんで排水機場に行きました。こんな感じです。

武蔵水路です・・・利根大堰から鴻巣市糠田まで14.5km、幅16.7m、底幅8m、深さ2.9m、平均流速1.7m/s。
自然の川と交差する場合、6箇所をサイフォン(伏越)で潜ってるそうです。
1964年起工、1965年竣工、1968年通水。老朽化してるそうです。

糠田橋の上から見た武蔵水路の荒川への注水口。中の島のある右側。

荒川に注水された水は荒川の水とミックス、それを秋ヶ瀬取水堰(さいたま市)で取水し東京都営朝霞浄水場、東村山浄水場、埼玉県営大久保浄水場へと送水。東京都民840万人分の上水をまかなうそうです。そのほかの新河岸川、隅田川の浄化に使われるとか。

都市と水・・・考えれば奥が深い・・・


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