比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

春の越後長岡・・・東頸城丘陵の・・・雪国植物園で春の山野草を見た①

2016-04-22 | 野の花や木々
4月16日、久しぶりのロングドライブ、朝6時30分出発、9時30分、越後長岡の雪国植物園にようやく到着。
2年前の3月29日、ここを訪れて、どうして再訪したくなった公園です。

※長岡ICより10分、長岡市宮本町(むかし三島郡宮本村→二和村→1960年長岡市)。

長岡市の雪国植物園です。この植物園は1984年、長岡市がこの地に取得していた35㌶の山林を、平成令終会という市民団体が植物園とする構想を立て、以来、延べ3000人のボランティアの活動で公園づくりを行い1995年開園した市民参加の公園です。開館期間は3月中旬から11月中旬まで。
コンセプトは・・・地球の自然を主役として人間が脇役に徹し、自然と相談しながら共生の道を歩く。
東頸城丘陵の東側、日本海に近い豪雪地帯の山里です・・・外国植物を植えない、園芸植物を植えない、海浜植物を植えない・・・その土地の環境に逢ったものだけを育てています。
素晴らしい公園です。
                                     ※↓の写真は雪国植物園のパンフレットから。


山野草をいっぱい見ていっぱい写真に撮りました。ぜんぶで11種。
1回でブログアップすると、モッタイナイので3回に分けてブログアップします。

オオイワカガミ・・・イワカガミ、コイワカガミ・・・どう違うかワカラナイ。
名前のように岩場に生えて葉っぱが鏡にようにテカテカしている。亜高山から高山まで、九州から北海道まで分布地域は広い。

エチゴルリソウ・・・瑠璃色・コバルトブルー・・・ちいちゃくって可愛い花です。富山、新潟、福島西部にのみ自生する絶滅危惧種。
ヤマルリソウワスレナグサに似るが未だにどこが違うか説明できない。
ルリソウ全体にいえることだが環境を選ぶのか限られた区域で自生する。近年、自生する環境が狭められている。

ショウジョウバカマ?・・・花が散っているが・・・ショウジョウバカマだろうと思う?
花が猩々のように赤くて、細くて長くて輪生に広がっているロゼッタ状の根出葉が袴のようだと・・・ショウジョウバカマと名づけられた?
九州から北海道まで、平地から高山帯まで、湿った土地に自生。


明日に続きます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
公園を作った人々 (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2016-04-23 09:00:06
いまから100年くらい前の大正5年、長岡の経済人が集まって令終会というのを立ち上げて10万円を集めて悠久山公園というのを作って長岡市に寄付したそうです。10万円は今のレートとどのくらいでしょうか。1000倍として10億です。令終とは齢の終り、齢を全うしたい人たちのボランティアだった。
雪国植物園の創設は今から30年位前、地元の有志が里山の回復、維持管理を目指したようです。この人たちが社団法人平成令終会を立ち上げ公園の開設にこぎつけた。

令を全うする・・・こう有りたい。

雪国植物園・・・田舎の裏山のような感じの里山です。フキノトウ、ワラビ、タラノメも見ました。
返信する
芽ぶきが始まった・・・・頃ですか!? (縄文人)
2016-04-22 20:13:03

この頃を歩くのがラッキー、
地表の植物も、天に目をやればい空間にそれぞれの違った葉っぱの数々を見られることでしょう。
返信する

コメントを投稿