比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

南信州紀行2015・・・ふるさとの谷・・・ふるさとの友との出逢い

2015-07-26 | 信濃の国は 伊那・諏訪
6月22日、南信州の旅・・・「風越山」(1535m、かざこしやま、ふうえつざん、権現山)・・・天竜川の左岸、河岸段丘の上から見ています。
飯田市街から標高差1000m、登山というよりハイキングという感じで地元の人に親しまれている山です。わたしも3回ばかり遊びに行きました。
南信州を旅したときこの山を見るとホッとさせられます。空の青い日にまた仰いでみたい。


友だちの家を尋ねて国道256号線(秋葉街道)を辿り標高700m弱の飯田市上久堅、原平の北田地籍まで来ました。
北田地籍は古くから夥しい石器、土器が出土したところ。1986年、農業構造改善事業のための開発に先立ち5000㎡が発掘調査されました。

説明書によると縄文時代早期(約8000年前)から古墳時代後期(約1300年前)までの住居など約100棟が出土。史跡8公園として整備されて現在に至っています。


さて、史跡公園を見に来たのではなく、友だちに会いに来たのです。
史跡公園に駐車して携帯電話すると、下のほうの畑から大声で呼んでくれました。
右は・・・東京都あきるの市に住むAクン(故郷戸の二重生活でブルーベリー農場を経営しています)。
中は・・・近くの村に在住するBクン・・・奥さんと二人でブルーベリーを求めに来ていました。50年以上ぶりの再会です。
左は・・・わたし、疲れてヨレヨレで落ち武者みたいです。

ブルーベリー畑でプラスチックの収穫箱の座ってバカばなし。楽しいひと時でした。

ふるさとの谷の友を訪ねて・・・信州最南端の村「天龍村」平岡から、隣りの阿南町東条のCクンを訪ね綺麗な奥様を交えて少しお話ししました。昨年公開された映画「望郷の鐘」(満蒙開拓中國残留孤児の父っと呼ばれる山本慈昭師の半生を描いた)で小学生のお孫さんが重要な役で出演していてその話題でエピソードを聞きました。奥さんは二度、この映画を見たそうです。それから天竜峡駅の近くのEクンを訪ねました。Eクンは自転車に乗ってどこかへ。奥さんと少しお話しました。ブルーベリー農場を訪ねたのはそのあとです。昨年は飯田市内に住むDクンを訪ねましたが、故人となってしまい今年は逢えません。

信州最南端の村「天龍村」・・・人との出逢い、ブッポウソウとの出逢い、70年前にここに造られた巨大ダムを巡る不幸な出来事によって殉難した人への慰霊。そして友との出逢い。いい旅しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿