比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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冬の安曇野・・・太古、筑紫国から移住してきた安曇族の祖を祀る・・・穂高神社の風景

2022-01-06 | 信濃の国は 安曇野・松本・木曽
信州上田の・・・六文銭の写真帳

安曇野市穂高、JR大糸線穂高駅そばの穂高神社本宮(里宮)に来ました。古代九州、筑紫国糟屋郡安曇郷から信州梓川、烏川、中房川の扇状地一帯に移住したという安曇族の祖綿津見命穂高見命を祀る神社です。
奥宮は上高地の奥の明神池。奥穂高岳の頂上に峰宮。
創建はたしかなことは不詳ですが7世紀中期ころか。

二の鳥居から正面に神楽殿、その奥に拝殿

拝殿の右に・・・社務所・・・

ステンレス製のモダンな道祖神・・・健康長寿の達者道祖神(2013年建立)

中央に若宮殿(祭神は安曇連比羅夫)ほか摂社、後に樹齢推定500年の大欅が。

樹齢推定500年、孝養杉。
※撮影日は11月26日。
安曇族・・・筑紫国糟屋郡安曇郷(現在の福岡市東部、志賀島に通じる海の中道の付け根のあたり)に住した海の仕事を生業とする一族といわれます。6世紀の中期から7世の初期に、全国に散じたといわれますがその理由は確かなことはわかりません。朝鮮半島において新羅、百済の覇権争い、大和朝廷が百済に援軍を送るなどした時期です。527年九州筑紫の豪族磐井氏が朝鮮仁出兵しようとするヤマト王朝軍を阻んだ事件・・・磐井の乱・・・で磐井氏に与したことで逃亡離散を余儀なくされたという説もありますが・・・定かではありません。
祭神の中に飛鳥時代の武人665年朝鮮半島白村江の戦いで戦死した安曇連比羅夫が祀られています。命日の9月27日は本宮の例大祭「御船祭り」です。
一族の散らばった足跡は全国に安曇、阿曇、厚見、渥美、熱海、温海、安積、安住という地名で残っています。そのほとんどが海辺部ですが、信州安曇族は山間部に定着しました。安曇族がいかなるルートで信濃国の中部に入ったか・・・謎です。

★穂高駅の西に碌山美術館が、近くにちひろ美術館が・・・安曇野にはざっと数えて12の美術館があります。

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ヒーリングタイム・・・春の上高地・・・ケショウヤナギの新芽を食う・・・ニホンザル

2022-01-06 | ヒーリングタイム
                                         、
ヒーリングタイム・・・春の上高地・・・河童橋界隈・・・梓川の畔・・・
ニホンザルがヤナギの柔らかい新芽を求めて出てきています。

※撮影日は2019年4月

一期一会・・・今日も自然の中で生かされています・・・今日の日に・・・ありがとう

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