比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

秩父路の秋・・・椋神社から城峰山を見る

2015-11-17 | 道をゆく 秩父路
11月16日。久しぶりの晴れ間、フラフラと秩父路の城峰山から寒桜の城嶺公園に行ってみようと。

久しぶりの秩父市下吉田、椋神社オオカミ様が鳥居の前で守っています。
神の眷属「」・・・秩父山岳地帯に古くから伝わる狼信仰。狼は家畜も襲いましたが猪、鹿などの数を調整する益獣でした

無患子(むくろじ)・・・患わない子・・・子どもの無病息災を祈る。
黄葉して、実を生らせています。実は数珠、羽根突きの玉に使われます。

椋神社から城峰山(1038m)を仰ぐ。

阿熊集落から城峰山のほうに行ってみよう思いましたが道がクローズ、下日野沢から登っていきます。

秩父の秋・・・田野沢の彼岸花

2015-10-02 | 道をゆく 秩父路
秋晴れという日が少なかった9月、シルバーウイークの月曜日9月21日、秩父にヒガンバナと蒸気機関車撮り鉄に行って、その帰り。
皆野町下田野…釜伏峠を越えて中間平、寄居町への道。途中の田野沢能林の川沿いに見事なヒガンバナの群生地が拡がっていました。

田野沢に沿った釜伏峠に通じる林道ぎわの渓流。

龍神の湧水・・・だそうです・・・ナマ暖かくて美味くなかった・・・秋が深まれば冷たくなって美味しいだろうなあ

みごとなヒガンバナの群生地に育っています。
※撮影日は9月20日

このヒガンバナの畑を育成したNPO法人田野沢清流会の立札です。

ヒガンバナ畑にいるオジサンと少し立ち話しました。環境づくりから5年くらいだそうです。植え方を田んぼの稲のように列植したため自然さが無いなあという感じだそうです。ランダムに植えればよかったなあといってました。何本くらい植えたのですかと聞いたら、そんなの考えたこともないという返事でした。完全なヒガンバナ畑になるまでお互いに元気でいましょうねナンテ言って別れました。

彩の国・・・秩父高原牧場と・・・ポピーと・・・日暈(ひがさ、にちうん、白虹)と

2015-05-23 | 道をゆく 秩父路
2015年5月23日、秩父高原牧場のポピー畑です。
向かいに見える山は蓑山・・・頂上付近に8000本の桜の美の山公園が・・・遠くに見える青い山脈は秩父の守護神「両神山」。


ポピー畑の上で日暈(ひがさ)に飛行機雲がクロスしています。
※カメラは Panasoni LUMIX DMC TZ-40(いわゆるポケットコンデジ) iAモード(絞りは6.3、ssは1/2000、ISO100になっていた)。

太陽や月に薄い雲がかかったときその雲から発生する氷晶がプリズムのはたらきをして光の輪が現れる。
太陽の場合は日暈(ひがさ、にちうん)、月の場合は月暈(つきがさ、げつうん)という。虹のように見えることから白虹(しろにじ)ともいう。



今週いっぱいくらいは大丈夫・・・かな?
天空のポピーには稜線いっぱいに広がる青い空がバべストマッチ! 晴れた日にぜひ行ってみてください

彩の国・・・秩父路の物見遊山は・・・秩父高原牧場でオシマイ

2015-04-26 | 道をゆく 秩父路
4月18日、秩父長瀞の不動寺「通り抜けの桜」、上日野沢の「天空の村のおやき」の物見遊山は外秩父の山を越えてオシマイに。
北武蔵の山なみの秩父高原牧場、急峻な山の牧草地で牛さんが草を食んでいます。

針葉樹、広葉樹の新芽の色の中にヤマザクラが混じって、パッチワークみたい。

1ヶ月もたてば、ここは天空のポピー畑になります。写真は2013年5月26日のブログからです。

彩の国・・・秩父・・・天空の村・・・上日野沢・・・武甲山・城峰山が見える

2015-04-25 | 道をゆく 秩父路
4月18日、秩父長瀞の不動寺「通り抜けの桜」を見てからから県道284号線を皆野町上日野沢に登ってきました。
上日野沢の最奥集落の立沢です。皆野町町営バスの終点「西立沢」(平日8往復、土・日5往復)。
中央奥に見えるのが城峰山(1038m)・・・ここは海抜500m・・・天空の村

峠の茶屋ならぬ「天空のおやき」茶屋。

※天空のおやき、たらし焼きについては→クリック次回に

立沢集落。バイパスが抜けていて通り抜けの車は通ることもなく静かな集落です。

天空のおやき」茶屋から秩父方面を・・・谷筋は下吉田阿熊集落、谷を降りると下吉田の椋神社あたりに。遥か遠くに武甲山が。

上日野沢村・・・皆野町中心部から西、荒川支流の日野沢川に沿って遡っていく地域。1889年上日野沢村と下日野沢村が合併して日野沢村に、1943年皆野町に合併。
上日野沢門平の宮川津盛のこと・・・1884年の秋10月30日に始まった秩父の谷を揺るがした世にいう「秩父困民党事件」、山の村「上日野沢村」の門平の神職宮川津盛は同志と語らって10月28日同村小前での事前計画に加わった。世にいう「小前会議」。その会議には困民党総裁になる田代栄助も加わっていたという。宮川津盛は困民党副会計長になり、事件終了後、重懲役9年8ヶ月、のちに恩赦で出獄。山と谷の秩父を見ているとこの事件の要因がおぼろげながら見えてくる。

彩の国・・・秩父・・・上日野沢・・・天空の楽校「カフェ」にやってきた

2015-04-24 | 道をゆく 秩父路
4月18日、秩父長瀞の不動寺「通り抜けの桜」を見てからから皆野町上日野沢に登ってきました。
上日野沢の門平集落と立沢集落の中間地点、県道284号線の標高のいちばん高いあたり(550m)にある「天空の楽校」。
むかしの分教場のようですね。いまは秩父でいちばん高いところにある小さなカフェ

むかし・・・子どもたちの遊んだ校庭はパラソルとテーブルと椅子が置かれてオープンカフェに。

昭和ミュージアム・・・トイピアノが見えます・・・時が止まった・・・

門平集落を県道から見おろした風景。

「天空の楽校」カフェクリック「ホームページ」

ここの名物は竹の皮で包んだ「チマキ」です→クリック

秩父長瀞・・・不動寺の・・・通り抜けのサクラを見に行った

2015-04-18 | 道をゆく 秩父路
4月18日、秩父、長瀞町・・・不動寺通り抜けのサクラを見に行きました。

宝登山の麓、不動寺の境内、緩やかな傾斜の散策路900m、ゆっくりと歩いて20分。

ソメイヨシノより半月ばかり遅く開花する八重桜系・・・36種がいま開花しています。

パッと咲いてパッと散るソメイヨシノと違い八重桜系は落花がゆっくり。
行くならイマです。


1月7日・・・秩父長瀞・・・宝登山の麓・・・不動寺で・・・七草粥

2015-01-08 | 道をゆく 秩父路
今年の正月は「食っちゃ寝、食っちゃ寝」の正月。
ようやく重い腰を上げて1月7日・・・七草粥の・・・秩父長瀞・・・不動寺に行ってきました。
熊谷から秩父方面に国道140号線を・・・長瀞駅前交叉点を右折、宝登山神社方面へは左側に回り込むと広い駐車場が。不動寺参拝者は駐車料無料。

真言宗醍醐派長瀞山五大院不動寺です。11時10分、長い行列の最後尾に。

40分後、ようやく不動寺にお詣り。お賽銭を。

七草粥の「おふるまい」です。

七草粥には秩父名物「舐め味噌」が合います。

七草粥をいただく善男善女。

この日の秩父は夜の最低気温-5℃、日中温度7℃、風が強く寒い。
アッタマリました・・・ごちそうさま。

40分、行列でごいっしょした人。袖擦り合うのも衆生の縁。秩父鉄道OB、熊谷から電車で来たとのこと。いろいろ教えていただきました。

1月8日、朝日新聞朝刊埼玉版の記事です。
 

※2014年月7日のブログです→クリック・・・1月7日は秩父長瀞・・・宝登山の麓・・・不動寺で・・・七草粥の・・・オ・モ・テ・ナ・シ

秩父・・・日野沢の渓谷に・・・華厳滝?

2014-11-10 | 道をゆく 秩父路
11月2日、秩父巡行、天空の村・・・上日野沢から日野沢川に沿って下日野沢に下って行きます。
とちゅうにバス停華厳の滝前・・・が。駐車場があり、車を停めて見て行きます。

華厳滝?」・・・日光の華厳滝ではありません。落差12mの秩父華厳滝です。

県道284号線、バス停華厳の滝前の駐車場から数分歩くと華厳の滝が見えてきます。

滝の正面から・・・岩盤が赤く見える・・・
赤色チャートと呼ばれる、数億年前の海中の放散虫の殻からできた堆積岩。秩父は海の中だったのです。

滝口の上から。

滝の右岸から。

・・・浸食によってできたもの、火山活動の遮断によって堰堤ができたもの、地殻変動によって地殻がズレて断層がむき出しになったもの。いろいろです。この滝は地殻のズレのように見えます。
チャート・・・動物の殻、骨片が堆積してできたもの。主成分は珪素系(石英)、赤、黒、灰色、淡緑灰白などいろいろな色がある・・・らしい。