合唱って 楽しいぃ! ~坂本かおるの実践的上達法~
ハモりのマジシャン「かおるせんせ」が教える極意がDVD付きの本になって第四刷も出ちゃった ☆
支部大会へ向けて
あとは何をすればよいのでしょう・・?
県大会を通過した顧問様が次に突き当たるのがこの問題ですね。大会に向けて持てるすべてを生徒さんたちと共に出し切って、これ以上どうすれば? うんうん、よくわかります。
まずは、講評に書かれている課題をクリアすべく修正作業に入りましょう。とはいってもすべて鵜呑みにすることはありません^^; ごくまれなことですが、とんちんかんなアドヴァイスを書いておられる審査員の方もおられるので、顧問様が納得できる指摘だけを重んじてOKですよ☆
そして課題を修正しつつしてほしいことが二つあります。
ひとつは 全曲を歌詞を外したVocalizeで歌う事。
何十回と練習を重ねてゆくうち、歌いグセのように知らず知らずのうちに良くないものがまとわりついていることが多いので、これをまっさらな状態と正確な音程に戻すためには歌詞を取ってしまうことが効果的です。
このとき、パートによって れ、 ろ、 みゃ など異なるものでもOKですが、曲作りの強弱・ニュアンスをつけて練習します。歌詞を外してもきちんと構成した音楽ができていればホンモノ♪
ふたつめは 当blogでは頻出、リズム読みです。 そう、これはmelodyを外して強弱ニュアンスをそのままに歌詞にRhythmをつけて読む作業です。かおるめそっどの特色でもある地道な作業ですが、リズムの甘さ、縦線が揃わないなどの原因がこれで明確になることも多く、ぜひおすすめしたい練習法です。
そして、このリズム読みが 歌声(やさしい声と役者声)で実践できないと、メロディをつけても高音や低音が美しくない場合が多いので注意しましょう。
毎回全曲をこの二つの方法で練習するのは歌い手を疲弊させてしまうので、sectionごとに区切って行ってくださいね。通しの練習はしばらくの間はせずに、部分練習を細かく、できればひとりずつのお声をcheckしつつ進めましょう。ソプラノのツヤが損なわれてきたらお喉の危険信号ですから、んごなど負担のかからない出し方で休めてくださいね。
次の大会でもみなさんらしい演奏ができますように。応援しています^0^
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私はもう10年近くngo ngoしてこなかったので、すっかり歌声喉から遠ざかってました…。初心に戻って、明るい響きのngoを目指していきます✨
一つご相談させて下さい。クライネス現役の時はずっとアルト上だった私ですが、今年からはアルト下で歌うようになりました。カルピスでcrec.かけたりffで鳴らしたりなど、慣れていない音域に四苦八苦してます💦どうしても響きが落ちてしまったり、喉で押してしまったり。。。
女声の低音域にオススメのヴォカリーズや、歌声喋りのフレーズを教えて下さい。ちなみに、五線の下のFまで歌っています。