のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

読書は難しい・・・

2004-10-06 10:00:00 | ほんとえいがのこと
今日はとても気持ちのいい天気です!
雨上がりで空気はきれいだし、気温も上がってきました。
早速拭き掃除で床の埃をふき取り、
空気も入れ替え。
寝具も全て洗濯し、トイレも重曹を使って掃除。
頂いた金木犀を玄関に飾って
今やっと全て終了です。
すっきりした~!

さて、BGMは「新世界」です。
金木犀といえば、昨日だか一昨日だかラジオで
ホルストの「木星」(なんじゃい!)の
パイプオルガンヴァージョンを耳にしました。
「木星」って「惑星」の中でも
人気曲なんだよね?
(実はほとんど聴いたことない)
でもオルガンヴァージョンは
正直いってとても気に入りました。
パイプオルガンって、普通はバッハだの
ブクステフーデなんかのバロック音楽、
それも宗教曲の演奏が多いようです。
昨日だか一昨日だかの「木星」は
オルガンの音の重なりあい、伸びる性質が
よくいきていて聴いていて非常に気持ちがよかったデス。

さて、最近本を2冊読もうとしていますが、
残念ながらどちらとも挫折することになりそうです。

1冊は学生の時の先生の第三帝国と音楽家たちについて
述べられた本。
テーマは好きだけど、
もうドイツの第三帝国時代の知識が少ないワタシにゃ
難しいよ~。
(あとワタシがバカだから一文の長さについていけない・・・トホホ。)
でも四分の三近くは目を通す事は通した。
ので、図書館にご返却です。

もう1冊は開高健の小説。
新聞に紹介してあったので
図書館に予約して取り寄せてもらった1冊。
実は「初」開高だったのですが、
文章難しいですね~
まだ半分も読んでませんが。
その本はねっとりというかじっとりというか
その手の質感がこちらまで迫ってくるし、
もっと読書を重ねた人じゃないと
よさがわからないんじゃないかと思いました。
内容は決して道徳的とはいえないですが
文章の品というのは
さすがの作家なんでしょうね。
(だからついていけないんだろうけど)

以前な〇にし礼と天童荒太(だよね?)を
ほぼ同時に読んだ事があるのですが
内容どうこうより、
天童作品は文章そのものが生き物のように活力があるというか
文字が動き回ってその情景なり心情なりを
伝えてくれているような印象を持ったものです。
対してな○にしさんは物語の筋の面白さで
読ませるタイプなのかな?という印象です。
文章ははっきりいって
やはり小説家さんに比べるとワタシは・・・。
話はわかりやすいので
読みやすいですね。

音楽も音色や演奏スタイルで
その人の性格や個性がはっきりと
わかります。
小説もそれと全く同じですね。
しかし、もう少しとっつきのいい初心者むけの
開高作品はないのだろうか・・・?
それじゃ、開高とはいえないか。
「ベトナム戦記」はどうなんだろ(小説じゃないけど)・・・?